ETC利用照会サービスを騙ったフィッシング詐欺が急増中!?不審なメールが届いたらご注意ください!!
こんにちは、たまこんにゃくです。
迷惑メールや詐欺のメールが数多く報告があがっており、ニュースでも〇〇円騙されたなどの被害報告を見た方も多いと思います。
そして今回紹介するのはETC利用照会サービスのメールになります。
当サイトでの詐欺メール紹介も大分多くなってきましたが、他会社の迷惑メールは以下をご覧ください。
私のところにもメールが届いているので、実例を交えて紹介します。
ETCが何かわからないって方にもどんなサービスなのかも併せて記載しますので、ぜひとも参考にしていただければと思います。
ETC利用照会サービスとは
ETCカードで利用した走行の利用明細をインターネット上で確認できるサービスです。
ETCカードとはICチップを搭載した決済用のカードで、高速道路のETCレーンを通行する際にETCカードを車載機に挿入して使用します。
つまりは車を持っていてかつ高速道路を使用している人向けのサービスになります。
私は過去社用車を利用して仕事をしたことはありますが、現在車を運転する機会がほとんどなくなりました。
車の利用者も年々減少していることもあり、当サイトでクレジットカード利用者よりは対象者は限定されると思われます。
迷惑メールの詳細
これが実際に届いたメールになります。
メールの送信元が「ETC利用照会サービス」と記載されてますが、見たこともない「ibarapapa@wa2.so-net.ne.jp」というアドレスを使用していました。
明らかに偽物っぽいドメインですよね。
件名は「ETCアカウント情報更新のお願い」となっていました。
フィッシング対策協議会でも他に以下メールの件名が紹介されています。
・【重要なお知らせ】解約予告のお知らせ(ETC利用照会サービス)
・【重要】ETCサービスご利用者様へ大切なお知らせ番号:●●●●●●
・【ETC】緊急通知
ETC利用照会サービスアカウントの更新のお願い
ETCサービスご利用者様へ大切なお知らせ
ETC利用照会サービス解約予定のお知らせ
<出典:フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | ニュース | 緊急情報 | ETC 利用照会サービスをかたるフィッシング (2023/09/04)>
注意すべきポイントとしては【重要】【緊急】【警告】【異常】など不安を煽る文言が入っていることです。
すぐに対応しなければと冷静さを欠く狙いがあります。
今回届いているメールも手続きが完了しない場合、アカウントの利用が一時的に制限される可能性があると不安を煽っています。
なお公式から送られてくるメールには、有効期限48時間とする記載はないです。
実際には420日利用がない方に自動解約の予告メールが送信されています。
本文中には一見すると不審な点はありませんが、これはメール本文及びリンク先のサイトは本物をコピーしているため見分けるのが非常に難しいからです。
ただたまに日本語が不自然な場合があるので、そこで見分けることは可能です。
公式サイトで注意喚起している例題を引用しますと、誤った事務局名称(「ETC利用照会サーピス事務局」、「ETC利用照会ザーピス事務局」などがそれに当たります。
リンク先はあえて表示していませんが、試しに飛んでみたところ既に削除されていたため内容は確認できませんでした。
そのため実際の画面はスクショが取れませんでしたが、報告されているケースですと公式サイトに類似したサイトになっているようです。
念のためお伝えしますが、私は検証のためリンク先をクリックしているためですので絶対にクリックしないようにお願いします。
そもそも正規メールでは外部ページのリンク先を記載することはないと明言されています。
リンク先がある時点で詐欺だと判断してください。
もちろん氏名やクレジットカード情報を記載させることもないので、もし間違ってリンク先に飛んだとしても安易に入力はしないようにしてください。
まとめ
フィッシング詐欺も日に日に巧妙になっており、見分けがつかなくなってきています。
大事なのは一人で判断しないこと、家族や友達に相談することが重要です。
その他には公式のサポートに問い合わせをしてみるのも対策の一つです。
こういった不特定多数に対するメールではあなたの個人情報をしっているわけではないので、あなたの名前がメールアドレスになっているなど本当に登録しているサービスではありえないメールになっていることが多いです。
自分は引っかからないとたかをくくるのではなく、常に当事者意識を持って対策をしていく必要があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。