人にやる気を出させるための秘訣!?野球の名監督から学ぶ「笑顔」の重要性

こんにちは、たまこんにゃくです。

あなたは叱られること褒められることのどちらが好きですか?

そんな風に聞かれたらほとんどの人は褒められることだと答えますよね。褒められると笑顔になります。
今回はそんな笑顔の重要性についてご紹介したいと思います。

その中で一人の人物を取り上げたいと思います。
阪口慶三です。誰?と思った方もいるかと思いますが、表題に書いてある通り野球の監督です。それもプロの監督ではなく高校野球の監督です。

なぜこの人を取り上げようかと思ったかと言いますと、2017年6月30日に放送された
ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説スペシャル2017夏にて
高校野球史に残るハンパねぇ監督烈伝」として紹介されたのがきっかけです。

この番組は前から好きで、サブカルチャーにハマったのもこの番組の代名詞と言えるMr.都市伝説の関暁夫に憧れたからです。
もちろん都市伝説で取り上げられたのは、高校野球の成績は7割監督で決まると言われていたというくだりで始まります。
この7割というのは信憑性はありません、私も色々調べてみたのですがそれらしい文献はありませんでした。統計ではなく感覚のことかもしれません。

では阪口監督についてみていきましょう。

 

阪口慶三の経歴

愛知県の東邦高校出身。在学中に野球部は1961年春(第33回選抜高等学校野球大会)に甲子園出場決め、本人は控え選手としてベンチ入りしました。
愛知大学に進み中軸打者一塁手として活躍しました。卒業後は母校の社会科教師兼野球部監督となりました。

強豪校で有名な高校だったため、その伝統を守るためスパルタ教育で選手を指導しました。
その指導の仕方が徹底していたため「鬼の阪口」「阪口鬼三」などと形容されていました。

今現在は生徒にきつく叱るとやれ体罰だパワハラだと言われ、PTAに告げ口されようものなら何らかの処分もある時代になりました。
さらにはモンスターペアレントのような過剰な親もおり、いつしか先生が生徒に対して下手に出るなんてことも珍しくなくなりましたが、平成に入るまでは体罰なんて当たり前でしたし先生を親と思えという教えがありました。

 

教え方の転機、鬼から仏へ

阪口監督は名将ではありましたが、甲子園での準優勝はあれど優勝の経験はありませんでした。1989年までは。

転機となったのは1988年の第60回の甲子園での準優勝の時です。

かたや監督を始め選手たちも笑顔でプレーする宇和島東に対し、東邦は笑顔など一切ありませんでした。そして自身は鬼の形相で選手を厳しく叱りつけていました。
それを帰名後にビデオテープで確認し、これでは「選手が委縮してしまう」と思ったそうです。

それからは態度を改め、自分の手に「笑」と書き常に笑顔を心がけるようにしました。
笑うことが得意ではなかったため、鏡を見て笑う練習もしたそうです。

結果どうだったか、1989年の第61回の甲子園で後にプロとなる元木大介、種田仁らを擁する上宮に延長10回逆転サヨナラ勝ちし、初めて優勝を勝ち取りました
そのサヨナラタイムリーを打った選手も笑顔で送りだしたそうです。試合後のインタビューでは前年の指導の仕方を反省したコメントをしていました。

 

迎えた30回目の甲子園

初優勝から15年、甲子園を決めても労いの言葉をかけてもらえなくなったことから東邦高校に不満を持ち、監督を退任しました。御年60歳でした。
その後指導の場所を名門の東邦高校から弱小と呼ばれる大垣日大に移しました。

放っておいても優秀な野球少年が入部してくる東邦と違い、キャッチボールすらままならない薄い選手層で甲子園を目指すことになり、当初はレベル差に驚き指導するチームを間違えたかと思うこともあったようです。

しかし鬼の指導からは完全に脱却し、選手たちと絆を深めていきました。
もちろん怠けた態度には厳しく指導しましたが、一生懸命にプレーしたことに対する失敗をとがめることはしませんでした。

そして迎えた2014年。自身30回目の甲子園の初戦1回戦の藤代高校戦では初回に8点を先制されるも持ち前の笑顔で選手達を鼓舞し、最終的には甲子園史上最大タイの2点差を覆し、12-10で逆転勝利をおさめ、2回戦に進みました。

そこで監督が残した言葉「今の子たちは褒めて伸ばしてあげたい」。かつての指導方法を変えて結果を出した監督の言葉だからこそ説得力があります。

 

褒めることと叱ることのメリットとデメリット

 

叱るメリット

ずばり気持ちの引き締めです。特に気持ちの緩んでいる人や怠け癖のある人に責任感や緊張感を植え付けます。

誰もが怒られることは嫌ですよね?怒られないために真面目にやるのです。
その効果が表れるのは非常に早いです。

 

叱るデメリット

人間関係の委縮です。叱られた人は次から頑張ろうという気持ちを持ちますが、その理由は後ろ向きの理由となります。
具体的には次は成果を残そうというより、次は怒られないようにしようという感情が先に出ます。

叱る方もやり方を間違えると相手は愛情表現だということに気づいてもらえません。そもそも愛情がなく叱っている人もいますけどね。その場合はただ怒っているだけです。
そして恐怖心で縛り付けた感情は長続きしません。気持ちが緩んで同じミスを繰り返してしまいます。

 

褒めるメリット

心の満足です。褒めることで相手は自分が認められたと思い、同時に愛情も伝わります。
この人のために頑張ろうと純粋な気持ちで思うようになります。それは紛れもなく前向きな向上心です。

期待されることから特に指導をすることもなく、自ずとやるべきことに取り組んでくれるようになります。

 

褒めるデメリット

自信を持ちすぎてしまうことです。自信を持つことはいいことですが、自分の能力以上に過信してしまい自惚れや怠け癖がつきます。
甘やかすことになるため、ワガママな性格に歪めてしまう危険性もはらんでいます。

また叱ることに比べ効果が表れるのが遅いです。短期間に成果をあげたいのであれば悪手となる場合があります。

 

まとめ

叱ることと褒めることにはそれぞれメリットとデメリットがあることを紹介しましたが、どちらが良くてどちらが悪いかということはありません。

時と場合によります。

ただ阪口監督が仰ったように現代の日本では褒めることの方がメリットが大きいと感じています。
この記事を書くために色々な文献も読みましたが、褒めることの重要性を説く記事を多く見つけました。

私が思うに、今は少子化で一人の子供を大切に育てる家庭が多くなっています。
競争をさせる兄弟がいる環境がそもそも少ないのです。だから叱られ慣れていないのです

時代によって臨機応変に指導方法を変えることができるかが優れた指導者の条件になるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。それでは!

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