Lenovoの新型2-in-1ノートパソコン「Lenovo Yoga 7i 2-in-1 Gen 9」を使用してみた感想!!

こんにちは、たまこんにゃくです。

実は私は数か月前から新しいノートPCを購入したいと思っており、色々なノートPCを吟味していました。
というのも今私が使用しているノートPCがWindows11をサポートしていなかったからなんです。

そのため遅かれ早かれ2025年の10月でWindows10のサポートが切れるため、それまでに買い替える必要がありました。
というか前のPCも2020年に購入したので古くはなかったのですが、価格帯が5万円台と安かったからなのか対応していませんでした。

基本的に私はPCはデスクトップとノートの2台持ちを続けているのですが、デスクトップはその時のハイエンドを購入しノートはブログや動画を見られるレベルの低価格帯を購入していました。

そんな私が今回13万円超えのノートPCを購入するに至った理由と実際に使ってみた使用感をレビューしてみたいと思います。
ノートPCの購入でYogaの2-in-1を検討している方がいましたら、是非とも参考にしてもらえたら嬉しいです。
あと2-in-1が何かわからない方もいるかもしれませんが、折りたたんでタブレットとしても使用できるモデルと思ってもらえればと思います。

 

「Yoga 7i 2-in-1 Gen 9」のラインナップ

過去のモデル同様インテルとAMDの2モデルが存在します。
また画面サイズは14と16インチあります。

詳細は以下の通りです。

CPU Intel Core Ultra 5 125H Intel Core Ultra 7 155H AMD Ryzen 5 8640HS AMD Ryzen 7 8840HS
OS Windows 11 Home 64bit
Windows 11 Pro 64bit
メモリ ※16 GB LPDDR5X-7467MHz ※8 GB/16 GB LPDDR5-6400MHz ※16 GB LPDDR5-6400MHz
ストレージ 512 GB/1 TB SSD 512 GB/1 TB SSD 512 GB SSD 512 GB/1 TB SSD
グラフィックス Intel Arc Graphics AMD Radeon 760M AMD Radeon 780M
ディスプレイ WUXGA OLED (1920 x 1200)
2.8K OLED (2880 x 1800)
WUXGA 液晶 (1920 x 1200) WUXGA OLED (1920 x 1200)
内蔵カメラ IR&1080p FHDカメラ、マイク
認証 顔認証・指紋センサー
無線LANアダプター Wi-Fi 6E対応
ペン Lenovo デジタル・ペン
バッテリー 71Whr
サイズ 317.72 x 222.13 x 16.64 mm
重さ 1.49 kg
価格(2024/4月現在) 14.1万~ 15.2万~ 10.2万~ 13.2万~

※メモリはオンボード(増設不可)

前世代の「Yoga 7i Gen 8」及び前々世代の「Yoga 770」と形状はほぼ変わりません。
周辺機器は「Yoga 7i Gen 8」用の製品を購入したのですが問題なく使用できました。

ただCPU性能が大きく向上しています。
Intelからはブランド名が変更になった「Core Ultra」を正式に採用しており、グラフィック性能が大幅に向上しています。
ゲームや編集をする上でAMDの内蔵グラフィックに大きく劣っていたのですが、グラボを搭載しなくてもそれなりの性能を発揮します。

AMDの780Mも含め「GTX 1650」レベルと言われていますが、私の使用感では「GTX 1050Ti」を少し超えるレベルに感じます。
それでもすごいですけどね。

またメモリはオンボードのため増設はできません
最大で16GBのため、クリエイター向けだと少し物足りないかもしれません。
ただ一般的な使用であれば全く不自由なく使用できるのでそこまで気にする必要はないでしょう。

Intel/AMDどちらもカスタマイズモデルで購入することができますが、拡張性という部分ではIntelの方があります。
ディスプレイの2.8K OLED (2880 x 1800) はIntelしか選べないですからね。
しかも2.8Kはリフレッシュレートを120Hz(他は60Hz)まで設定できます。
そこに魅力を感じる人であればIntelのモデルを選ぶのがよいかと思います。

ただ価格帯で言えばIntel製品は割高です。
コスパを考えるならAMD一択です。
以前は動作の不安定さが指摘されていましたが、AMD製を使ってて私は不安定さを感じたことがありませんので気にする必要はないです。

過去モデルでは「Lenovo デジタル・ペン」をつけるかどうか選べたのですが、本モデルは付属になっているので選択式にしてほしかったですね。
絵を書いたりノート代わりはiPad Proを使用しているから、あまり使うことはなさそうです。

 

「Yoga 7i 2-in-1 Gen 9」を選んだ理由

では次になぜ数々のラインナップの中からこの製品を購入したかを解説します。
まずLenovoにするのはすぐに決めました。

理由としてはコスパ一択です。
実は以前まではDellの2-in-1を使用していました。
だけど早々に諦めました。

なんと2-in-1で前まであった13インチのディスプレイがなく、最低14インチからでした。
これはどこのメーカーも同じなのですが、タブレットと競合するのか11インチは消滅し13インチも非常に数が少ない状態です。

14インチで探したところ一番コスパがよいという理由でLenovo製品を選びました。

 

CPUに「AMD Ryzen 7 8840HS」を選んだ理由

コスパにこだわる私ですが、CPUはAMDの一番ハイエンドモデルを選びました。
理由としては「AMD 780M」の内蔵グラフィックスを搭載しているからです。

「Zen 4」アーキテクチャ搭載の現行機最高の内蔵グラフィックスであるからです。
あの人気ゲーミングUMPCである「ASUS ROG Ally」にも搭載されています。

正直私も前はデスクトップもノートもIntel一択でした。
ただ風向きが変わったのはRyzenが発表されてからですね。

今ではPS5やXboxはもちろん、主要なポータブルゲーミングPCは大体AMDのCPUを採用しています。
私も「Steam Deck」を保有してますが、あれで「Cyber Punk 2077」とか「バイオハザード RE:4」が動くんだから感動ものでしたね。
AMDのCPUすげーって思っています。

ちなみにAMDのCPUを使用している「Steam Deck」の紹介している記事もあるので、併せてご覧ください。

もちろんIntelの「Arc」グラフィックスにも期待ですけどね。
ただ信頼と実績からAMDを選択しました。

前のノートPCはブログ用に買ったのですが、同時にYoutubeとか見ながらだと結構動作が重いんですよ。
今回はマルチタスクを同時にこなせてしかも多少のゲームや編集もできるという意図で、少し奮発して購入したのです。

 

なぜ「2-in-1」を選択したか

冒頭でも記載しましたが、2-in-1というのはタブレットの機能も持っているPCになります。
元々2-in-1のPCを購入しようと思った最初のきっかけは、私がタブレットの類を持っていなかったため単純に羨ましかったからでした(笑)

ただ今は少しクリエイティブ用に「iPad Pro」、動画観賞用にAndroidタブレット、ゲーム用に「Steam Deck」と用途に備えて網羅できています。

変な話ノートパソコンなくてもやりたいこと大体できるんですよね、ブログなんてタブレットでも書けますし。
デスクトップも含めほんとにPCを使用することも少なくなりました。

そんな私がなんでノートPCを買ったかというと、はっきり言いましょう自己満足です(笑)

まぁそんなこと言っても元も子もないので、他の理由をいうと持ち運び先であっても上記タブレットでできることを1つの機種で全部できちゃうことでしょうか。

持ち運び用としては1.49kgって重いんですよ。
2-in-1って360度回転できるために頑丈にできているんです。

だけどデメリットを軽く凌駕してしまうほどタブレットにできるというのは魅力的なんですよね。
持ったことない人は一度持ってみると通常のPC選びたくなくなるレベルですよ(笑)

 

OLEDへの憧れから選択

本製品はOLEDを選択できます。
要するに有機ELディスプレイのことです。

キャプチャした画像載せてみましたが、表示する端末によって違うからあまり意味ないかもです(笑)
ただめっちゃ画質は綺麗でした。

実は私人生で初有機ELの端末が本製品なんですよね。
「Switch」や「Steam Deck」は惜しくも有機ELモデルが出る前に購入していますし、自宅のテレビも4Kではありますがただの液晶でした。

だからどこまで綺麗映るのかというのに非常に興味がありました。
もちろん他社メーカーでも有機ELディスプレイを搭載したモデルは沢山出ています。

ただ2-in-1でかつこの価格帯で提供しているモデルは他にありませんでした。

 

実際に使ってみた感想

実は購入する前に色々なレビューサイトを漁ってみたのですが、2024年3月1日発売のためレビューは動画や他ブログでも見当たりませんでした。

レビューしている人も体験したとか借りているというレベルだったので、じゃあ自分で買ってレビューしようと思っていました。
到着までに少し時間がかかってしまったのですが、実際に数日使用してみたのでその感想を書いていきたいと思います。

 

キーボードに「Copilot」キーが搭載され近未来感のある配置

知っている方もいるでしょうが、2024年から搭載されるPCのキーボードには新たに「Copilot」キーが追加されます。
ちなみにコパイロットと呼びます。

キーボードの形状が変わるのは過去「Windows」キーが追加されてから実に30年ぶりのことらしいですね。
別にWindows11を搭載しているPCであれば「Windows+C」で表示させることは可能なんですよ。
それにキーボードの標準になっていくのだからいずれは感動なんてせず当たり前に搭載されたPCだらけになるでしょう。

でもやっぱり搭載されたばかりのPCを使うってやっぱり近未来感もありますね。
キーのたたき心地も良好でした。
そしてキーを叩くとキーボードのバックライトが白く光るのもカッコいいです。

 

画質にもこだわらなければゲーミング性能も良好

私がこのPCを選択した大きな理由としては、ゲームも遊べるノートPCが欲しかったというところです。
いやあなた「Steam Deck」持ってるでしょと思うでしょう。

でもやっぱりアドベンチャーやストラテジー、FPSはキーボードとマウスの方が遊びやすいんですよね。
内蔵グラボでもここまできたかと思うような性能の高さでエントリークラスのグラボである「GTX 1650」に近くなってきているのは事実です。

最新のゲームを高リフレッシュレート・高画質で遊ぶということは難しいですが、数年前のゲームであれば中画質程度であれば60FPSで遊ぶことも可能でした。

コープスパーティーのようなアドベンチャーはもちろんOK

ゴーストランナーは画質を落とせば快適

きついのはオンライン前提のFPSや格闘ゲームとかですかね。
ソロプレイでじっくり楽しめるゲームであれば全く問題ありませんでした。

やっぱりゲーミングノートPCって重量があるんですよね。
2kgを超えるものもある中で、約1.5kgというのは持ち運びができるぎりぎりで収まっているかなと思います。

ただ毎日持ち歩くっていうと重たさは感じるので、そこは性能と相談してどこまで許容できるかですね。
やっぱりゲームをどっしり遊びたいってことであればグラボもしっかりと選ぶべきだとは思います。

 

「Lenovo デジタル・ペン」の快適さ

購入する前は私どうせiPadでペン使うから使わないと思っていましたが、実際に使ってみると快適でした。

もちろん「Apple Pencil」のあの吸い付くような実際のペンを使用している感覚からは少し劣るのですが、普通に使用する分には全く問題ありませんでした。
あっちは別売りで高いですからね・・・

付属のペンでこれだけ使用できれば十分満足感を得られました。
本格的に絵を書くのは向いてないと思いますが、ノート代わりに使う人には最適だと思います。

 

こんな人にお勧め

・2024年時点での最新AI CPU搭載のPCが欲しい
・軽いゲームや編集作業を行いたい
・それなりに持ち運んでタブレット代わりとしても使用したい

まずはCPU性能の高さですね。
IntelとAMDどちらを選んでも満足しないということはないと思います。

というか私のデスクトップのデスクトップのi7のCPUを1.5倍近く上回る性能でした。
まだ買って4年しか経ってないのに10万台のノートに軽く越されるって技術の進歩がやばいと感じます。

あとゲームや編集したいって人はグラボを検討している方も多いと思いますが、そこでネックになるのは重さと消費電力なんですよ。
持ち運びたいって人ならわかると思いますが、なるべく軽くてバッテリーも長持ちさせたいです。

その意味でもTDP28Wに抑えつつ内蔵グラフィック最高レベルの性能と、約1.5kgという持ち運べるぎりぎりの重さに抑えた同モデルは最適と言えるでしょう。

 

まとめ

最初から最後まで褒めてばかりでしたが、ほんとにいい買い物したと思っています。
ノートPCは安いものでいいという考えはなくなったというか、どうせ買うなら性能の高いPCを買う方が色々な用途で使用できますからね。

ただブログを書くために使うといっても、結局複数タブ開いて調べ物や動画見ながら書いたりするわけでそれで動作も遅くなったら作業効率も悪くなりますから。

その意味で今回紹介したPCは私にとってぴったりの商品となりました。
新しいPCを検討している方に参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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