DAMとJOYSOUNDのどっちがいいの?カラオケの機種ごとの違いを比較!!

こんにちは、たまこんにゃくです。

カラオケに行ったときに必ず受付で聞かれることがあります。

「DAMとJOYSOUNDのどちらにしますか?」と。
さらにその中の機種を選ぶようにいわれます。

カラオケが好きな方なら、機種を選ぶなんて当たり前の光景かもしれません。
しかし飲み会の2次会とかでカラオケになった時、何でもいいと言っている人をよく見かけます。

意外とカラオケの機種の違いって知らない人が多いんですよね。

そこで今回はカラオケのメーカーと機種の違いについて比較して紹介していきます。

あなたに合った機種が見つかればいいなと思います。

 

DAMとJOYSOUNDとは何か?

DAMとJOYSOUNDというのはカラオケのメーカーのブランド名になります。

■DAMシリーズを運営しているのが第一興商
■JOYSOUNDシリーズを運営しているのがエクシング

となります。
業界1位は第一興商でシェアは約65%業界2位はエクシングでシェアは約35%となっています。

以前はもっとカラオケメーカーがあったのですが、現在のカラオケメーカーは上記の2社になります。
せっかくなのでかつてあった機種を一部紹介します。

■UGAやneonシリーズを運営していたユーズ・BMBエンタテイメント(2010年よりエクシングに吸収合併)
■X2000やLavca(ラブカ)を運営していたタイトー(2006年よりカラオケ事業撤退のためエクシングに権利譲渡)
■孫悟空シリーズを運営していたビクターレジャーシステム(2006年よりカラオケ事業撤退のためエクシングに権利譲渡)
■BeMAX’S(ビーマックス)シリーズを運営していたパイオニア(2002年よりカラオケ事業撤退のためユーズ・BMBエンタテイメントに権利譲渡)
■U-kara(ユーカラ)シリーズを運営していたUSEN(2003年より資本業務提携の一環としてユーズ・BMBエンタテイメントに権利譲渡)
■Prologue 21(プロローグ21)やCANDOONE(カンドーネ)等のセガシリーズを運営していたセガ(2007年よりユーズ・BMBエンタテイメントがセガ・ミュージック・ネットワークスの全株式をセガから取得したため権利譲渡)

他にもあるのですが、有名どころはほぼ全て挙げました。
お気づきでしょうが、DAM以外のシリーズは全てエクシングが権利を取得しています(BMBが取得した権利も合併によりエクシングが取得したため)。

このような過程により、競合しているメーカーが2社になったわけです。
機種を紹介する前の前提条件として覚えておいてください。

またカラオケ店舗のまねきねこを運営しているコシダカもかつて「すきっと」というカラオケの機種を展開していました。
こちらは後述で紹介します。

 

DAMシリーズの特徴

<出典:http://www.dkkaraoke.co.jp/>

音源の打ち込みが原曲に忠実

よくDAMは音がいいと言われています。しかし少しニュアンスが違いますね。
音源でいえば最近のJOYSOUNDの方がいいくらいです。

むしろ音源でいうとDAMはCyber DAMの時代からほとんど変わっていません。
それでも音の良さでJOYSOUNDよりも優位性を保っているかというと、原曲に忠実だからです。

JOYSOUNDは原曲と違う曲がちらほら見られるところがあるため、DAMを好む人が多いです。

またJOYSOUNDのCROSSOが全盛期だった時に、音源の面で完成されたLIVE DAMが発売されたためDAMの方が音がいいという印象を未だに持っている人が多いということも一因としてあるでしょう。

CROSSOの音はお世辞にもいいとは言えませんでしたからね。

 

本人映像やアニメ映像が多い

有名どころの歌手のPVはDAM一択と言っていい程充実しています。
もちろんJOYSOUNDの近年の機種は映像もかなり強化されていますが、どちらかといえばマイナーな歌手が多めになっています。

そしてアニメ映像もJOYSOUNDの方が多いと思いがちですが、実はDAMの方が充実しています

特に新作アニメの映像は圧倒的に豊富です。
クレヨンしんちゃんやドラえもん、ディズニーといったメジャーどころのアニメはDAMでしか見ることができません。

またゲーソンやキャラソンが充実しているのも特徴ですね。

 

精密採点の精度が高い

精密採点というのはBB Cyber DAMより取り入れられた採点システムです。
一般的な見えるガイドメロディーはPremier DAMより登場した精密採点Ⅱ以降に搭載されました。

JOYSOUNDと比べて人間が採点した評価に近い点数が出ると言われています。
実際にJOYSOUNDの方が機械的に歌っても点数が出る傾向にあるので、DAMの点数を重視する人が多いのはそれが理由でしょう。

実際にテレビ東京系の「THEカラオケ☆バトル」、テレビ朝日の「関ジャニの仕分け∞」等でLIVE DAMやLIVE DAM STADIUMの精密採点が使われています。

 

DAMシリーズの機種一覧

機種名 発売日
LIVE DAM AiR(DAM-XG8000R) 2023年4月18日
LIVE DAM Ai(DAM-XG8000) 2019年10月1日
LIVE DAM STADIUM STAGE(DAM-XG7000II) 2017年10月5日
LIVE DAM STADIUM(DAM-XG7000) 2015年4月16日
LIVE DAM RED TUNE(DAM-XG5000R) 2014年4月8日
LIVE DAM GOLD EDITION(DAM-XG5000G) 2012年10月17日
LIVE DAM(DAM-XG5000) 2010年10月20日
Premier DAM(DAM-XG1000) 2007年4月19日

 

「DAM」というのはブランド名で、その名称を使用したカラオケ機器が数年おきに発売しています。
いうまでもなく、発売した時期が最近の機種の方が性能・曲数ともに豊富です。

特にこだわりがなければ、最新の機種を選択してください。

DAMシリーズの特徴としてはマイナーチェンジが多いです。
LIVE DAMが2010年・2012年・2014年と3度発売していますが、本体の色とHDD容量と一部採点が変わっただけでほぼ同じです。

なのでLIVE DAMシリーズは一つにまとめて紹介します。
ちなみにPremier DAMにもマイナーチェンジ版がありますが、こちらもHDD容量の増加と音量つまみが電動化したくらいなので割愛します。

もっというとLIVE DAM STADIUM STAGEとLIVE DAM STADIUMも変更点はあまりないのですが、新機能があるため紹介します。

LIVE DAM AiR

<出典:https://www.dkkaraoke.co.jp/business/karaoke_service/products/>

DAMシリーズの最上位機種です。
新機能は主に以下の通りです。

Aiアシスタントがさらに機能アップし、「しゃべって予約」や外国語対応も可能に

多彩な音響空間を再現する【ライブサウンド】に新たな会場が追加

手が触れるパネル部分やボリュームのつまみ部分抗ウイルス・抗菌コーティングを採用

Aiシリーズの第2弾フラグシップモデルになります。
LIVE DAM STADIUM STAGEや LIVE DAM RED TUNEを彷彿とさせる、赤色の本体カラーを基調としています。
もうすっかりマイナーチェンジは赤と定着してしまいましたね 笑

新機能としては「ライブサウンド」の会場で新たに「さいたまスーパーアリーナ」が選択可能になり、
前奏や間奏でマイクに呼びかけるとリアクションが返ってくる「エキサイトライブホール」が追加されました。

またカラオケの機能として紹介してよいか微妙な所ですが、コロナ対策として抗ウイルス・抗菌加工が施されています。
Aiアシスタント機能に関しても候補曲のリスト表示が可能になり、外国語対応(英語・中国語・韓国語)にも対応しました。

その他アニメ映像が大量配信も稼働と同時にされています。

 

LIVE DAM Ai

<出典:https://www.dkkaraoke.co.jp/business/karaoke_service/products/>

DAMシリーズの一世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

業界初の音声認識機能「Aiアシスタント」を搭載

音響空間をリアルに再現したライブサウンドの充実

Ai感性により歌唱力を評価する「精密採点Ai(エーアイ)」の登場

LIVE DAMシリーズの第3弾フラグシップモデルになります。
本体カラーは紫色を基調としています。

詳しくは別記事にて記載していますので、よかったらご覧ください。

新機能としての目玉はもちろん本体にAiが搭載されたことです。
これによりデンモクや本体で操作をせずともマイクに向かって話すだけでキーの上げ下げや演奏中止等操作が可能になりました。

そして採点にAi感性が反映される「精密採点Ai(エーアイ)」が新たに登場しました。
前機種のLIVE DAM STADIUMの精密採点DX-Gでも音程・表現力・ビブラートの加点ボーナスがありましたが、それが「Ai感性ボーナス」となりました。

歌声の特徴を細かく分析し、心揺さぶる歌唱力と評価されるとボーナスとして加点されるようになりました。
また見えるガイドメロディーも一部変更があり、完璧な音程で歌えると歌唱軌跡が黄色から金色に変化します。

ライブサウンドについても従来はONかOFFにしかできなかったのが、稼働時点で4つの会場から選択できるようになりました。

映像機能も強化され、本人映像も大幅に追加されました。

 

LIVE DAM STADIUM STAGE

<出典:http://www.dkkaraoke.co.jp/business/karaoke_service/products/>

DAMシリーズのニ世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

100点の上限を解禁した「精密採点DXミリオン」の登場

英語発音を日本語で表記する「Nipponglish」機能が実装された

DAM★とも会員の歌声をお手本ボーカルとして再生することができる「DAM★ともボーカル」の追加

基本的には一世代前のLIVE DAM STADIUMと同じです。
変わったのは本体パネルの色が黒から赤に変わったことと、機能が上記の3つ追加されたことです。

詳しくは別記事にて記載していますので、よかったらご覧ください。

本人映像や曲数はLIVE DAM STADIUMと現時点で差はありません。

この機種が使える時は優先的に選べばいいと思いますが、もし使えなかったとしても前機種で不自由を感じることはありません。

精密採点DXミリオンは、音程のボーナスポイントやテクニックを連続させるとコンボによる加点があるので、音楽ゲームのように楽しむことができます。
ただ正確に採点したいという人は従来の精密採点DXを使用してください

 

LIVE DAM STADIUM

<出典:http://www.dkkaraoke.co.jp/business/karaoke_service/products/>

DAMシリーズの三世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

「ライブサウンド」ボタンが追加され、まるでスタジアムにいるかのような迫力ある音響空間を体験できるようになった

2つのモニターで別の映像を表示できる「デュアルモニター」機能を新搭載

「音程」や「表現力」「ビブラート」の歌唱テクニックに応じたボーナスポイントを加算する「精密採点DX-G」が登場

本人映像やアニメ映像もまだまだ多く追加されているため、発売から年数は経っているものの不自由さは感じないと思います。
デュアルモニター」対応の曲も少数ではありますが、少しずつ追加されています。

例えばPVを見ながら別モニターでダンス映像をみて振り付けを覚えるなんて使い方や、歌手の映像とアニメ映像を見比べるという使い方ができます。

ただモニターが2つ以上ある部屋でなければ使えないのが難点です。

ライブサウンド」に関しては、常にオンにしていて問題ないです。
オフにしていた場合の音はほぼLIVE DAMと変わりありません。

採点はLIVE DAMに比べてボーナスがついているため、比べると点数は高めにでます。
またデュエットで採点ができる「精密採点DXデュエット」が搭載されました。

 

LIVE DAM

<出典:www.dkkaraoke.co.jp/business/karaoke_service/products/old/>

DAMシリーズの四世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

映像がフルHD対応となり歌詞のテロップサイズを「大」「標準」「小」から選べるようになった

本体前面の液晶画面がタッチパネル式になりデンモクと同様に使用できるようになった

歌唱力をグラフ化したレーダーチャートや分析コメントが採点結果に表示されるようになった「精密採点DX」の登場

2010年に発売した機種ではありますが、未だに多くの店舗で主力として使われています
当時はJOYSOUNDのCROSSOの対抗馬として登場したのですが、その完成度の高さでDAMの優位性を決定づけた機種でもあります。

現在の最新機種の名前もLIVE DAMの名前を取ったシリーズであることからも、メーカー側の自信が伝わりますね。

特徴としては映像がフルHDになったことや、本体パネルがタッチ式になったことなど現在では当たり前となった機能が初めて搭載されました。

デザインもシンプルで、LIVE DAM STADIUMよりもコンパクトな仕上がりになっています。
またテレビ番組で多く採用されるようになった「精密採点DX」が登場したのもこの機種です。

流石に本人映像や曲数は最新機種と大きく差が出るようになり、新譜の追加も少なくなってきています。
しかし有名どころの曲は追加されていますので、古い曲中心の人であれば差を感じることは少ないでしょう。

 

Premier DAM

<出典:www.dkkaraoke.co.jp/business/karaoke_service/products/old/>

DAMシリーズの五世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

本体の前面に業界初の液晶モニターを配置

「DAM★とも」のサービス開始や歌手のライブ映像を見ながら歌える「LIVEカラオケ」の追加

「見えるガイドメロディー」という音程をバーで表示した「精密採点Ⅱ」の登場

最近はカラオケ店舗でも見なくなりつつあるPremier DAMですが、スナックやカラオケ喫茶では根強い人気があります。

今ではほぼ全ての機種で取り入れられているカラオケ本体の液晶モニターですが、初めて登場したのはこの機種からです。
多少の違いはあるものの、現在でも本体のデザインはほぼPremier DAMの形状を踏襲しています。

ちなみに歌ったその場で自分の歌声をCDに録音できるレコーディング機能もあります。
この機能は以降の機種でも搭載されているのですが、使っている人はあまり見かけませんね。

この機種で一番のポイントはやはり「精密採点Ⅱ」ですね。

音程をバーにして可視化するという機能が搭載されました。
そして歌唱中に「しゃくり」「ビブラート」「フォール」「こぶし」を判定すると、バーの上にアイコンがつくようになりました。

採点をする方にとってはお馴染みですね。
でも当時としては画期的な機能でした。

採点ブームの火付け役といっても過言ではないでしょう。
ただこの「精密採点Ⅱ」の採点は非常に厳しいです。

実際はメーカー側がわざと判定を厳しくしているわけではなく、採点機能が洗練されていなかっただけだとは思いますが、腕に自信のある方は挑戦してみてください。

ただ難しい採点に挑戦したいという人でなければ、敢えて最新機種より優先して選ぶ必要はありません。

 

JOYSOUNDシリーズの特徴

<出典:https://xing.co.jp/>

曲数が多い

業界No1の曲数を誇っています。といっても2社しかないんですけどね。

ただ元々曲数が一番多い機種はUGAだったんです。
それが2010年に合併したことにより、UGAの持っていた曲をJOYSOUNDに輸入し曲数が最多となりました。

歌手によってはDAMの方が曲数が多いこともありますが、全体で見ると圧倒的にJOYSOUNDに軍配が上がります。

特に顕著なのはマイナー歌手やボカロ、東方曲ですね。
この中で東方に関しては未だに大きく曲数が違うので、東方メインの人はJOYSOUND一択でしょう。

やっぱりせっかくカラオケに行ったのに歌いたい曲がないというのが一番辛いですからね。

 

特定の歌手やボカロの映像が豊富

DAMのメリットとして本人映像が多いという点を挙げましたが、全ての歌手において多いわけではありません。

むしろJOYSOUNDにしかない歌手の映像も沢山あります
例えば水樹奈々のライブはJOYSOUNDが協力しているため、関連したライブ映像は豊富に存在します。

またボカロの映像は毎月数曲ずつ追加されており、特に最新の曲に関してはほぼJOYSOUNDでしか追加されていません。
ボカロの映像メインで歌いたい人はJOYSOUND一択でいいでしょう。

 

コンテンツが豊富

JOYSOUNDはカラオケを楽しむことを重点に置いたコンテンツが豊富です。

例えば「楽器カラオケ」のように、ギターをカラオケ機器に繋いで演奏を楽しむことができます。
しかも楽譜のコードを画面で見られる「ギタナビ」という機能までついており、演奏の練習まで出来るんですね。

さらに楽器が弾けない人でもキョクナビやスマホを使って楽器のように演奏することができます。
これで歌が好きではない人でもカラオケでつまらない時間を過ごさなくてよくなります。

他にもアプリのSNOWのようにカラオケ画面に映っている自分の姿を動物やくだものに変身することもできます。

また「うたスキミュージックポスト」という機能もあり、自分のオリジナルソングの配信もできます。
ユーザー投稿が自由なので、歌える曲は実質無限に広がりますね。

そして業界初の試みでレコチョクが提供する公式ミュージックビデオ「RecTV」、会場からの生中継を体感できる「ライブビューイング」機能がJOYSOUND MAX GOより搭載されています。

ただ歌うという楽しみ以外にも多数の機能があるのが強みでもあります。

 

JOYSOUNDシリーズの機種一覧

機種名 発売日
JOYSOUND X1(JS-FX10) 2023年11月13日
JOYSOUND MAX GO(JS-FX5) 2019年6月10日
JOYSOUND MAX2(JS-FX2) 2017年7月6日
JOYSOUND MAX(JS-FX) 2015年7月9日
JOYSOUND f1(JS-F1) 2012年6月18日
CROSSO(JS-WX) 2009年10月1日

 

「JOYSOUND」というのはブランド名で、その名称を使用したカラオケ機器が数年おきに発売しています。
いうまでもなく、発売した時期が最近の機種の方が性能・曲数ともに豊富です。

特にこだわりがなければ、最新の機種を選択してください。

JOYSOUNDシリーズの特徴としては、機種ごとの性能差が大きいです。
特に音源の面でいえばCROSSO→JOYSOUND f1→JOYSOUND MAXの順番で画期的な進化を遂げました。

よくJOYSOUNDの音は悪いと言っている人がいますが、それは恐らく古い機種を使ったからでしょう。
JOYSOUND MAXとJOYSOUND MAX2は実質マイナーチェンジですが、MAX2からはマイク音のハイレゾ化が行われています。

UGAシリーズの最終機種であるUGA NEXTも一部ナイト市場では残っていますが、こちらはほぼカラオケ店で見ることはないため割愛します。

JOYSOUND X1

<出典:https://joysound.biz/product/online>

JOYSOUNDシリーズの最上位機種です。
新機能は主に以下の通りです。

カラオケ専用生音源「X-LebenⅡ」搭載

今までにないエンタメ体験ができる「X PARK」の実装

「分析採点AI+」にバージョンアップし、採点結果画面の演出を刷新

従来のMAXシリーズの冠を廃して、無限に広がるエンターテインメント体験をモチーフにしたモデルになります。
本体カラーはかつてのF1をイメージされる黒を基調としたカラーになりました。

採点はJOYSOUND MAX GOで導入されたAI採点の演出を強化した「分析採点AI+」にバージョンアップ。

音源に関してもさらなる進化を遂げ、日本フィルハーモニー交響楽団が擁する世界で活躍する奏者の演奏を音源化した「X-LebenⅡ」を搭載しています。
生楽器のクオリティーが向上し、ピアノ・ギター・ドラム等の音源が新規で追加されました。

新機能の目玉になるのはカラオケ空間をオンラインで繋ぐ新プラットフォーム「X PARK」です。
複数人での人狼やマーダーミステリー等のゲーム、司会者のレンタルやオンラインでのレッスンなど離れていても遊べるコンテンツの充実によってカラオケ以外の用途でも使用できる万能機になりました。

 

JOYSOUND MAX GO

<出典:https://joysound.biz/product/online>

JOYSOUNDシリーズの一世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

公式ミュージックビデオやライブビューイング等を配信する新コンテンツ「みるハコ」に対応

アリーナサウンドの演出強化とカラオケテロップがUDフォント表示に変更

人が感じる点数に近い採点が可能な「分析採点AI」の登場
※2022年2月1日アプデで追加

JOYSOUND MAXシリーズの第3弾ですが、ナンバリングは3ではなく5(GO)となります。
本体カラーはMAX2と同様に青を基調としたモデルになります。

詳しくは別記事にて記載していますので、よかったらご覧ください。

一番の特徴はカラオケという枠組みを外して、「みる」楽しみを追求した機種に昇華したところにあると思います。

ライブやミュージックビデオ、映画や舞台等多彩なコンテンツが視聴できるようになり歌う事以外でカラオケBOXを利用することも可能になりました。

MAX2でマイク音のハイレゾ化が行われましたが、MAX GOではさらにサブウーファーを搭載し重低音の強化がされています。
今まではDAMに比べて音が軽い部分が目立っていましたが、音に厚みが出たことで歌いやすくなっています。

採点機能もリニューアルされており、「分析採点AI」が登場しました。
従来の採点要素(音程・安定感・抑揚・ロングトーン・テクニック)に、歌うま要素を組み合わせてAIが総合的に判断したボーナス点である「AIボーナス」もプラスされます。

細かい点で言えば音程バーが画面下に変更になり、カラオケのテロップにUDフォントが採用されました。

その他にはデュアルモニター機能が搭載されました。
こちらはLIVE DAM STADIUMと基本的に同じと考えて問題ありませんが、テロップサイズや画面レイアウトの変更も行うことができます。

また細かい点にはなりますが、待機画面に流れるコンテンツのプレイリスト作成機能やHDMIケーブルのみの接続で映像・音声データの受け渡しが可能となりました。

 

JOYSOUND MAX2

<出典:https://joysound.biz/product/online>

JOYSOUNDシリーズのニ世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

業界で初めてのカラオケにハイレゾを採用

生のライブステージで歌唱しているような気持ちよさを体感できる「アリーナサウンド」機能を搭載

カラオケテロップの日本語曲の漢字全てにルビを表示されるようになった

基本的には二世代前のJOYSOUND MAXと同じです。
本体カラーは青を基調としたモデルになっています。

詳しくは別記事にて記載していますので、よかったらご覧ください。

ちなみに「アリーナサウンド」に関してはLIVE DAM STADIUMの「ライブサウンド」とほぼ同様の機能となっています。
こちらと日本語ルビはMAX2専用の機能ではなく、前機種のMAXでも利用可能です。

なので実質的な新機能としてはハイレゾ音源だけですね。
これも正直体感ではあまり変わらないので、前機種でも十分楽しむことができます。

本人映像や曲数は現時点でJOYSOUND MAXと変わりはありません。

もしMAX2の性能を最大限楽しみたいと言うことであれば、ハイレゾ対応のスピーカーとアンプを導入している店舗を利用してください。

 

JOYSOUND MAX

<出典:https://joysound.biz/product/online>

JOYSOUNDシリーズの三世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

全サウンドが楽器で演奏したカラオケ専用生音源「X-Leben」を搭載

マイクエフェクトを自動で切り替える「オートボーカルエフェクト」や最適なキーを教えてくれる「マイキー」の追加

中西圭三氏の監修のもと人間の感覚に近い採点アルゴリズムを実現した「分析採点マスター」の登場

JOYSOUNDは音が悪いというイメージを払拭した画期的な機種になります。

機能面に関しても前世代までとは別物といえるほど進化しました。
特に「うたスキミュージックポスト」が登場したことが大きいです。

以前までならカラオケ配信するには180日間で5000円の費用が必要だったのが、無料で曲や映像が配信できるようになりました
これによりマイナー曲やオリジナルソングが沢山配信されました。

また映像がなくてもスマホに入っている映像を背景画面で楽しめるようにもなりました。

他にもカラオケが歌えない人でもキョクナビやスマホで楽器を演奏できる「いますぐミュージシャン」や、部屋に設置されたカメラでカラオケ画面に映っている自分の姿を変える「魔法カメラ」の機能が新たに追加されました。

採点機能も人間に近い感覚の採点をする「分析採点マスター」が登場しましたが、正直精度が高いかというと微妙なところがあります。

JOYSOUNDで採点をするなら「全国採点グランプリ」を利用しましょう。
DAMの「ランキングバトル」よりも参加人数が多いので、白熱すること間違いなしです。

 

JOYSOUND f1

<出典:https://joysound.biz/product/online>

JOYSOUNDシリーズの四世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

音源にはローランドの「Super NATURAL」と独自音源の「JOYSOUND Phoenix」を採用

映像がフルHD対応となり、本体前面の液晶画面もタッチパネル式に変更された

音程、テクニック、熱唱度、安定感、リズムの5つの項目を採用した「分析採点Ⅲ」の登場

「JOYSOUND」と「UGA」と統合後初めての機種であり、UGAの曲も一部選曲できるようになりました。

また音質も格段に向上し、以前までのJOYSOUNDシリーズよりも歌いやすくなりました。

カラオケに接続した楽器でカラオケ音源と一緒に演奏ができる「楽器カラオケ」やシンセサイザー技術によるボーカルのお手本が入っている「ボーカルアシスト」が初登場したのもこの機種です。

採点に関していえば、CROSSO時代よりもDAMの採点方式に似せた形になりました。
JOYSOUND MAX発売以降は採点アルゴリズムが変更され、評価が厳しめにつくようになりました。

ちなみにこの機種も2014年6月30日にJS-F1vというマイナーチェンジモデルが発売になりましたが、HDMIの出力端子が1つ増えただけで見た目の違いも全くないため特に選ぶ必要はありません。

まぁカラオケ店でもLIVE DAMシリーズと違って特に分けているわけではないので、特に違いを気にしなくても大丈夫です。

 

CROSSO

<出典:https://joysound.biz/product/online>

JOYSOUNDシリーズの五世代前の機種です。
新機能は主に以下の通りです。

スタジオ収録した生演奏音源を使用した「生演奏」の追加

自分のキャラクターを育てる「アバター」やPCや携帯に入っている画像をカラオケの背景画像にできる「フォト」機能の搭載

「見えるガイドメロディー」という音程をバーで表示した「分析採点Ⅱ」の登場

こちらもDAMシリーズのPremier DAM同様ほぼカラオケ店で見かけることはなくなりました。
しかしリース料金が安いため、スナックやカラオケ喫茶で導入している店舗は多くあります。

今では当たり前ですが、生演奏の音源が追加されたことで機械音ではなくリアルなバンド演奏の音源を使用するようになりました。

現在は「うたスキミュージックポスト」があるためなくなったサービスですが、この機種の発売当初は「リアルタイムリクエスト」という好きな曲を投票してカラオケに配信するサービスが存在しました。

これにより日の目を見なかったマイナーな曲が多数配信されるようになりました。
特にボカロ曲や東方曲はこの恩恵を多く受けたといえるでしょう。

高音質や高画質を実現した機種ではありますが、対抗馬がLIVE DAMだったのであまり話題にはなりませんでした。
現在ではJOYSOUNDの最新機種には大きく劣るので、わざわざ選ぶ必要はありません。

採点のアルゴリズムはJOYSOUND F1と違って変更はされなかったので、旧式の採点を楽しみたい人は選んでみるのもいいでしょう。

 

すきっと

「まねきねこ」「ワンカラ」を運営するコシダカが開発した機種です。

2014年1月以降全国のコシダカの運営店舗のみに設置されています。
本当は紹介するつもりはなかったのですが、一応現行機種のため紹介します。
2019年12月2日をもって「すきっと」のサービスは終了しています。

DAMとJOYSOUNDの2強に割って入ろうとした意欲作品でした。
ただユーザーの評価は総じて高くありませんでした。

DAMやJOYSOUNDから見て本人映像や曲数が圧倒的に少ないことが理由でした。
カラオケに行ったのに、好きな歌手の曲がないなんてことはよくありました。

稼働末期においてはまねきねこに行ってもこの機種の紹介すらされないことがある状態です。
音源も採点機能も特に優れている部分はないため、積極的に選ぶ人は稀でしたね。

利点をあげるなら、一部の歌手の本人映像がDAMやJOYSOUNDシリーズより豊富な点です。
特にavex所属の歌手の映像は多く存在します。

またガールズバンドのSILENT SIRENの本人映像を全曲配信しているのは「すきっと」のみでした。

他にもこの機種を選択するとカラオケ料金が安くなるサービスがある時があるので、歌いたい曲が入っているから選んでいるという人もいたと思います。

それにしても自社ブランドの機種なのに店舗では持て余している状態でした。
もう少し本体性能がよく、曲数も豊富であれば生き残る道もあったと思います。

何にせよ今までありがとうございました。

 

まとめ

一言にカラオケの機種っていっても、様々な特徴があります。
ぜひとも先入観で決めつけず、実際に色々な機種を使用してみることをお勧めします。

その時の選ぶ参考になればと思って比較記事を書いてみました。
あなたに合った機種が見つかるといいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました

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