危険な利回り率!?日本エコシステム(9249)が優待の新設を発表!!
こんにちは、たまこんにゃくです。
2024年1月19日付で日本エコシステムが優待の新設を発表しました。
先に言っちゃうとQUOカードなんですけど、その利回り率がヤバいと話題になっています(笑)
私も前の記事でQUOカード銘柄を選択する時の危なさを書いていたところだったので、
例題にちょうどいい(失礼)な銘柄があるなと思って紹介します!!
ちなみに下記がQUOカードの危なさを書いていた時の記事になります。
よければ併せてご覧ください。
ではどんな優待なのか見ていきましょう。
日本エコシステムってどんな会社?
<出典:https://www.j-ecosystem.co.jp/>
環境事業・公共サービス事業・交通インフラ事業等幅広く手掛けている企業になります。
略称であるJESGのJESは「Japan Eco System」、Gはグループやグローバルという意味から取られています。
メイン事業では太陽光発電事業が有名ですね。
私も投資の一環として興味のあった分野だったので、会社名は聞いたことがありました。
1998年11月26日に設立され、東証スタンダード2021年10月8日に上場しています。
次に2023年11月14日に発表された令和5年9月期の決算短信を見てみましょう。
→2023年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
前期比で比べてみますと
・売上高が4.9%
・営業利益が-20.4%
・経常利益が-20%
・当期純利益が114.3%
増収減益といった感じでうーんまぁ決算自体そこまで悪いものではないですが、
気になるのはもう一つの告知ですね。
→上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況について
2023 年9月末時点においても「流通株式時価総額」及び「流通株式比率」が充足していない状況と書かれています。
まぁ要するに業績が伸びてるからというよりは、上場を維持するために株主獲得したいって狙いに思います。
優待の新設はこれが理由ですね。
ちなみにPBRは2024年1月22日現在で1倍割れてないです(笑)
どんな優待なの?
お待ちかね優待の内容はみんな大好きQUOカードです(笑)
権利日は3月末と9月末です。拡充後の初回の権利日は2024年3月です。
また優待を貰える保有株数は200株になります。
2024年3月からの優待内容
保有株式数 | 優待内容 |
200株以上 | QUOカード1万5000円分(×年2回) |
あのね、大盤振る舞いすぎませんかね(笑)
2024年1月19日の終値での株価は1株1684円になります。
つまり200株33万6800円で年間3万円のQUOカードです!
さらに配当も2024年9月には1株52円予想となっていますので、
200株計算で10400円とQUOカードと併せて約4万円の11%強の利回りになります。
これは価格破壊もいいところです・・・
イントランスもそうなんですが、優待を出しすぎて会社が苦しくなる未来しか見えません。
まぁ買いは入るでしょうね、数日STOP高はありえそうです。
結局この株は買いなのか?
はっきり言いましょう。
この価格帯では買いの一択です。
私の場合はね(笑)
ただ危ないのも事実です。
私は何度でも何度でも何度でも何度でも優待新設企業に飛びつきました(ドリカムかよ!)
まぁ失敗は色々してますね。
優待の維持は中々難しいでしょう、特に上場の維持を満たす基準の2025年9月辺りが潮時かなと予想します。
もちろん末永く優待を維持してくれる可能性もありますが、
廃止或いは長期保有限定の条件が付く可能性も否めません。
その点を踏まえ、あなたも判断してもらえればと思います。
まとめ
魅力的な優待を発表する企業が増えてきて私も心躍る日々が続いてます(笑)
特にコロナ下では優待廃止・改悪する企業が増えてきていましたからね。
ただ買うべきかどうかというところは慎重に判断をすべきです。
せっかくの新NISAも赤字の損益通算ができないですし、年間の枠を埋めてしまえばその年は使えないですからね。
最後までお読みいただきありがとうございました。