子供の頃からボランティアを行ってきた私が活動を辞めた理由とは!?
こんにちは、たまこんにゃくです。
私は元々親がボランティアをやっていた影響もあってか、子供の頃から色々なボランティアを行ってきました。
今ではやるなら何かメリットを感じなければやらないと思いますが、恐らくもうやることはないと思います。
一番は自分のために時間を使いたくなったからですが、辞めるにはとあるきっかけがありました。
今回はそのきっかけについてお話したいと思います。
もちろん人それぞれやるには理由があると思いますし、強制されるものでもありません。
感じ方は人それぞれだと思いますが、もし何か感じた方がおりましたらぜひともコメントなどしていただけると嬉しいです。
また併せて以下の記事も参照ください。
今まで行ってきたボランティアの経歴
・老人ホームでのシーツ交換
・町内の除雪掃除
・ごみ拾い
・映画祭のキャンペーンスタッフ
・演劇のスタッフ
・クリスマスのイベントスタッフ
etc…
細かいのを挙げればきりがありませんが、上記はそれなりい長く続いたものになります。
特にクリスマスのスタッフは足掛け5年くらい、社会人になってからもやっていたと思います。
正直なところここまでやって無料?ってくらいハードなものもありました。
POPの作成や衣装づくりとか、今考えたら普通にお金もらえるレベルの作業をしていたと思います。
だって朝来て帰り夕方になるくらいまでずっと作業してるんですよ?
正直バイトしていた方がよかったんじゃないか思う方もいるんじゃないでしょうか。
ただ当時はサークル活動のような楽しさもありましたし、なにより貴重な経験ができたと思っています。
今の自分の人格形成にも繋がっている部分になりましたし、今でも必要だったと考えています。
ボランティア活動を通じて得たこと
私がボランティア活動を通して一番よかったことは信頼のできる友人関係に恵まれたことです。
仕事と同じで一緒に活動する仲間が嫌な人だらけでは続かなかったと思います。
その意味では特に嫌な思いもしたことがなく、楽しく活動することができたと思っています。
どの活動を検討している方は自分の興味がある分野か、どんな人たちが集まっているかということも視野に入れておいた方がよいと思います。
また仕事としてやってみたいけど未経験であれば、その業界を経験できるってのも魅力です。
私はPOPの作成や動画の編集など、勉強できる部分がありました。
よく未経験の方がこの業界で働きたいのに、経験者募集で経験する機会に恵まれないという話をよく聞きます。
その経験を積むという意味でボランティア活動を選択して、その結果を企業にアピールするのも悪くないと思います。
私は実際にアピールしてきましたので、まったく何もやっていない方よりは選考で効果はあったと実感しています。
私がボランティアを辞めてしまった理由
ここまでボランティアのよさを語ってきたのですが、現在私は全く活動を行っていません。
今後行う予定も今のところはありません。
そのきっかけは父の死でした。
ボランティアがきっかけというわけではないのですが、ある時父が病気になっていたことを知りました。
危ない状態というわけではなく、助かる可能性は残されていました。
そして一時は回復に向かっていたのです。
その時私は母と「今までボランティア活動をやってきたから回復しているんじゃないか」と話したことを覚えています。
もちろんそれが理由かなんてわかりません。
お医者さんが治療をしっかりしてくれていたからでもありますし、父の努力もあったと思います。
ただそういう極限状態のときって何かに願掛けしたいというか、何々のおかげで助かったんだというある意味どんな迷信でも信じてしまう状態でした。
結果としてその後容態は悪化し帰らぬ人になってしまいました。
その時に私は「今まで頑張って活動してきたのがここで報われないのか」と失望してしまったのです。
八つ当たりだってわかってますよ。
この文章を読んだ方の中には、そんなつもりでボランティアなんてやるなって思ったかもしれません。
でも私からすると勝手に思った願望であるとは思いつつ、それが裏切られたと感じてしまい今でもそれが頭から忘れられないんです。
それに若いころからボランティア活動をしていたのに60歳手前で亡くなった方がいる一方、それをバカバカしいと言っていた人が80歳過ぎでもピンピンしているのも見てきました。
そんなの人の寿命や運なのだから仕方ないのですが、60歳手前で亡くなった方にはよくもらったのでなんでこんな不公平なんだと同時に思ってしまいました。
ボランティアをやる意味を失ってしまった現在
繰り返して言いますが、私が辞める理由となったきっかけは単なる当てつけです。
別に元々自分が何か利益を得るためにやっていたというわけではないですが、極限状態になった時に最後の頼みで今までやってきた活動が報われるんじゃないかと淡い期待を持っていたというだけです。
でもそれが裏切られ「じゃあなんで今までやっていたんだ」という気持ちになってしまったのです。
もしかしたらボランティア活動をやっていたからその歳まで生きられたのだとか、やっていなければもっとつらい人生だったんじゃないかと色々考えることはできます。
それは気持ちの持ちようです。
どう思うかはあなた次第になるので、思った感情を否定するつもりはありません。
ただ「もういいや」と思ってしまったんです。
残りの人生は、自分のために使おうと。
やるのであれば少なくともメリットを享受できるもののみ。
それ以外であれば報酬が発生するものしかやらないと。
冷たい考えになるかもしれませんが、そこで私は線引きをするようになりました。
まとめ
今回私がボランティアを辞めた理由を書いたのは、決してあなたに活動を始めないように忠告しているわけではありません。
むしろ私はやって得るものがあったと感じているため、やりたいと思った方がいたらどんどん挑戦してみてほしいと思っています。
大事なのは無理をせず楽しんでやることです。
ボランティアは無償で行うものですが、その裏返しとして社会的な責任を負うわけではありません。
いつでも辞めたいときに辞められるのがメリットだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。