ネオジオミニのクリスマス限定版を買ってみた!!使ってみた感想はいかに!?

こんにちは、たまこんにゃくです。

最近は昔に発売したゲーム機がミニサイズになって登場していますよね。
てなわけで私もそれに便乗して買ってみました。

そうネオジオミニです!
しかもクリスマス限定版です。

発売日は2018年12月20日ですが、私が購入したのは1月になってからです。
元々通常のネオジオミニは2018年7月24日に発売していました。

通常版は40タイトルが収録されていて、限定版は48タイトルが収録されています。
まぁ一部収録タイトルが違うんで単純に比較はできませんが、たった5か月でよりいい商品が発売するなんてあんまりじゃないかとお思いのあなた!

実は昔も同じことをやってます。
旧SNK時代の1998年に携帯機のネオジオポケットという商品が発売したんですが、その5か月後にカラーで発売されました。

一応ゲームボーイカラーに対抗するために急遽白黒からカラーにしたわけで告知もされていたんですが、知らないで買った人は怒りを覚えたでしょう。

ちなみに私もネオジオポケットのカラーを持ってました。
非常にいい機種ですよ、あんま売れてなかったですが。

今回もそのリスペクトだと私は受け取りました(笑)

さすがSNK!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!

じゃあ何で通常版を買わなかったのに今回限定版を購入したか?

それは本当たまたまですね。
年末になって急に友達と遊ぶゲーム機が欲しいなと思って、そのタイミングで発売になったから買ったという感じです。

元々SNKのゲームは好きでしたからね、KOFシリーズはずっとやってますし。
まぁSwitch+スマブラにするか非常に悩んだ末に選んだというのは内緒ですが(笑)

それで実際に買ってみた感想を書いていきたいと思ってます。
私が買ったのはクリスマス限定版ですが、基本的に違うのは中に入っているゲームだけなので通常版やインターナショナル版の購入を検討している方にも参考になればいいなと思っています。

 

そもそもネオジオとは?

<出典:https://www.snk-corp.co.jp/neogeomini/>

ネオジオミニが発売したっていうからには元となるゲーム機があるわけです。
上記画像はネオジオミニですが、アーケード筐体もほぼ同じ造形です。

2019年現在でミニシリーズが発売しているのが
・ファミリーコンピュータ
・スーパーファミコン
・ネオジオ
・プレイステーション

の4つです。

ネオジオはファンも多いことは重々承知していますが、現在発売されているミニシリーズの元となったゲーム機の中で見ると一番知名度は低いんじゃないかと思います。

そこで知らない人への布教も兼ねてネオジオというゲーム機の紹介をしようと思います。
ちなみにネオジオはアーケード版と同様のカートリッジ版と、それを低価格にしたCD版(ネオジオCD)が存在します。

その違いについても解説していきたいと思います。

 

ネオジオというゲーム機について

 

<出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネオジオ>

ネオジオはスーファミと同時期の1990年に発売されました。
年代的には今から考えるとレトロゲーに位置しますね。

キャッチコピーは「凄いゲームを連れて帰ろう」です。
ここからも分かると思いますが、家庭用とゲームセンターの業務用で同じ性能でした。

今でこそ家庭用のゲームはゲーセンの基盤を凌駕しており、完璧に移植されるのが当たり前になっていますが当時はアーケードと家庭用での性能は圧倒的に差がありました。

例えばカプコンのファイナルファイトはアーケード版からスーファミに移植されましたが、使用キャラが一人減り、さらにステージも一部削除され、しまいには2人同時プレイもできなくなっていました。

もちろん移植技術が洗練されていなかったということもありますが、演出面や敵の同時出現数など大幅に削らなければ家庭用に移植することすら難しかったのです。

特にタカラが移植したスーファミの餓狼伝説はお世辞にもいい出来とは言えませんでしたからね。

100メガショック」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
これはネオジオのゲームソフトである「龍虎の拳」が、初めて100メガを超えたことから宣伝で大々的に使われたフレーズです。

ちなみに100メガというのはビットなので、約13メガバイトになります。
今でこそ100ギガを超えるゲームソフトも出てきており、何が凄いんだ?って思うかもしれません。

しかし当時のスーファミの代表作である「スーパーマリオワールド」の容量がたったの4メガしかありませんでしたので、差は歴然です。

これでは完全移植なんてできるわけがありません。

ネオジオのゲームソフトの移植はPSやSSですら難しくで、SSに拡張RAMカートリッジを使用してやっとまともに移植ができるようになったくらいです。
しかしそれでも長いロード時間はありました。

そして完全移植と言っていいレベルで移植できたのが、DCやPS2等2世代後のゲーム機まで待つことになりました。
1990年に発売したとは思えない性能の高さですね。

それが家庭用ゲーム機として一般人でも購入できたのは画期的なことだったのです…値段を除けば。

本体が58000円
ソフトが30000前後

うん、高すぎだわコレ。
当時の子供たちのお小遣いでなんとかなるわけもなく、完全移植とは程遠いゲームを遊ぶ他なかったのです。

 

格安のネオジオCDの登場

 

<出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネオジオCD>

ネオジオは本体もソフトも非常に高いので、普通の子供たちがお小遣いでどうにかなるものではありませんでした。

言ってみれば高級品ですね。
そこに新たに登場したのがカセットではなくCD-ROMを媒体としたゲーム機が登場しました。

それがネオジオCDです。
プレステやセガサターンと同時期の1994年に発売されました。

本体が49800円と高価ではありますが、ソフトが7000円代とカセット版と比べて非常に安価で購入できるようになりました。

しかも移植度は完璧に近いと申し分なしの素晴らしいゲーム機でした。
ある一点を除いては…。

それが唯一にして最大の欠点であるロード時間の長さです。
低価格を実現するためにCD-ROMを採用したのですが、読み込み速度が等倍速なんです。

言葉だけじゃ伝わりにくいかと思いますが、後期の作品ならゲーム開始までに漫画を読んだりカップ麺を食べたりできます。

今のSSD換装されたPS4 Proを使用している人なら耐えられないレベルでしょう。
というか当時のライバル機だったPSやSSですら倍速でしたからね。

私もこの記事を作成するにあたって色々ロード時間の比較動画を見ましたが、よく当時の子供たちはこんなの耐えられたなというレベルで酷いです。

特に「月華の剣士」シリーズなんてプレイ時間よりロード時間の方が長いです。

タイトル画面→キャラクターセレクト→VS画面→対戦場所表示→バトル画面→立ち合い→対戦

この酷さわかります?
一試合対戦するまでに約3分、カップ麺ができちゃいます(笑)

初期のネオジオCDのロード中は猿がお手玉をしている画面が表示されていたので、猿にトラウマがある人も多いでしょうね。

ちなみに翌年の1995年倍速ドライブを搭載した「ネオジオCD-Z」が発売されましたが、PSやSSの牙城を崩すことはできず、本家ネオジオよりも5年早い1999年にそのお役目を終えるのでした。

 

ネオジオミニとは?

当記事の冒頭でも記載しましたが、2018年7月24日にネオジオのゲームが40本収録されたゲーム機発売されました。

子供の頃買えなかったプレイヤーは歓喜したことでしょう。
価格は税別11500円と値段は他社のミニシリーズよりも高めに設定されています。

しかしネオジオミニには3.5インチの液晶ディスプレイとアーケードのジョイスティックがついているため、その為でしょう。

それに長々と今までネオジオというゲーム機を説明してきたのはこのためです。
ネオジオのゲームは当時1本30000円近くしていたのにそれが40本も完全移植で入っていること
ネオジオCDで苦痛を伴うロード時間が全くないこと

この2点がネオジオミニの特色かなと思います。
まぁ30000円ってのも当時の価格ではありますが、約12000÷40で1本あたりで300円と計算すると十分お得だと思います。

そしてネオジオには
・通常版
・インターナショナル版
・クリスマス限定版

の3つのバージョンが存在します。
違いとしては通常版とインターナショナル版が40タイトル収録ですが、クリスマス限定版は48タイトル収録していることです。

そして通常版とインターナショナル版も同じタイトル数ですが26タイトルは共通で、残りの14タイトルは違う作品が収録されています。

いっそのことなら全部変えてくれよと思うのは私だけでしょうか。
そして通常版とインターナショナル版の値段が約12000円代で買えるのに、クリスマス限定版は23000円もします。

その代わりといっては何ですが
・コントローラー×2
・テレビ出力用のHDMIケーブル
・ステッカー7種
・スクリーンプロテクター2枚
・滑り止めパッド

がついてきます。
コントローラーは1個3000円するので、実質揃えようと思えば値段は相応です。

 

ネオジオミニクリスマス限定版の収録タイトル

・痛快GANGAN行進曲
・ラギ
・バーニングファイト
・サイバーリップ
・キング・オブ・ザ・モンスターズ
・キング・オブ・ザ・モンスターズ2
・マジシャンロード
・メタルスラッグ
・メタルスラッグ2
・メタルスラッグ3
・メタルスラッグ4
・メタルスラッグ5
・メタルスラッグX
ニンジャコンバット
・ニンジャコマンドー
・NINJA MASTER’S ~覇王忍法帖~
・ロボアーミー
・戦国伝承2001
・ショックトルーパーズ
・ショックトルーパーズ セカンドスカッド
ザ・スーパースパイ
・トップハンター ~ロディー&キャシー~
・ASOII -ラストガーディアン-
・ブレイジングスター
・ティンクルスタースプライツ
リーグボウリング
サッカーブロール
・得点王
・トッププレイヤーズゴルフ
・龍虎の拳
餓狼伝説
餓狼伝説2
餓狼伝説3
・リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS
リアルバウト餓狼伝説 SPECIAL
・餓狼 MARK OF THE WOLVES
・風雲黙示録
・風雲スーパータッグバトル
・真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変
・サムライスピリッツ 天草降臨
・サムライスピリッツ零SPECIAL
・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’97
・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98
・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’99
・ザ・キング・オブ・ファイターズ 2001
・ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002
・幕末浪漫第二幕 月華の剣士〜月に咲く華、散りゆく花〜
・ワールドヒーローズパーフェクト

以上の48タイトルが収録されています。
赤字で記載している9タイトルは、通常版とインターナショナル版には収録されていません。

これらのタイトルがやりたいならクリスマス版一択になるでしょう。

元々通常版とインターナショナル版にしか含まれていなかったタイトルも含まれているため、私はクリスマス版を選びました。
周辺機器が全部含まれているというのも魅力的でしたからね。

ただ難点は一部格闘ゲーム以外は日本語でプレイできない点です。
まぁ基本的にアクションやシューティングなので日本語がなくてもそこまで困りませんが。

 

通常版のみ含まれているタイトル

・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’94
・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’96
・ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003
・幕末浪漫 月華の剣士

上記4タイトルが通常版のみに含まれています。

通常版のメリットは何といっても全て日本語版のタイトルということです。
クリスマス版も一部日本語版にできますが、基本海外版で収録されてますからね。

そして格闘ゲームが多いのが特徴的です。
KOFは94~2003までの全てのタイトルが含まれてるのは通常版のみです。

ただ対戦で人気な97、98、2002といった人気タイトルは全バージョンに入っているので、そこまで心配しなくていいかと思います。
月華についても2があれば十分ですからね。

 

インターナショナル版のみ含まれているタイトル

・クロスソード
・ミューティション・ネイション
・ファイヤースープレックス
・ラストリゾート
・ゴーストパイロット
・フットボールフレンジー

上記6タイトルがインターナショナル版のみに含まれています。

通常版は格闘ゲームが多いのですが、インターナショナル版はアクションやシューティングが多めになっています。
格闘ゲームが苦手という人ならインターナショナル版はお勧めできます。

その代わり表記が全て英語なので、それに抵抗がなければですが。
ただRPGとかストーリーを楽しむゲームはないので、普通にプレイできます。

海外向けなのになぜか日本語が入ってるゲームもありますしね(笑)

 

通常版・インターナショナル版に含まれていてクリスマス版に含まれていないタイトル

・ザ・キング・オブ・ファイターズ ’95
・ザ・キング・オブ・ファイターズ 2000
・餓狼伝説SPECIAL
・リアルバウト餓狼伝説
・ジョイジョイキッド

上記5タイトルがクリスマス版に含まれていないタイトルになります。

48タイトル入っているクリスマス版ですが、ガロスぺが入っていないのが本当に残念なところです。
あとはKOF95とリアルバウトもやりたかったタイトルなのでこのために他のバージョンも買ってしまいそうな勢いです。

ジョイジョイキッドはテトリス風の落ち者パズルゲームですね。

 

実際にプレイした感想

ここまで元になったゲーム機やミニの3種類の比較について書いてきました。
じゃあ実際に使ってみた感想についても書いていきたいと思います。

3つあるバージョンの違いは収録タイトルと本体のデザインのみなので、プレイ感覚は変わりません。
なのでこれから購入を検討している方がいたら参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

よかった点

3.5インチの液晶画面がついている

ちなみにミニシリーズで液晶画面がついているのはネオジオミニだけです。
正直な所買う前は液晶画面いらないからコストを安くしてくれと思ってました。

ただ実際に買ってみると非常に便利です。
テレビに繋がなくていいのでPC等のUSBケーブルに繋いで電源を供給すればそれだけですぐゲームができちゃいます。
モバイルバッテリーがあれば外出先でも遊べますからね。

しかも本体にジョイスティックがついているのでコントローラーがなくても楽しめます。
まぁ少し操作性は悪いですけどね。

ゲーム本数が多く短時間で終わるものが多い

通常版とインターナショナル版は40タイトル、クリスマス版は48タイトル収録と他のミニシリーズよりも収録タイトルが多いのが特徴的です。
しかもそのほとんどが対戦・協力プレイができるので、友達同士で遊ぶときに最適です。

またアーケードで稼働していたゲームなので、1プレイの時間が短いです。
RPGとかだとクリアまで何十時間もかかりますが、ネオジオミニの収録タイトルだと30分~1時間あればクリアできるゲームが大半です。

気軽にプレイできるのが強みですね。

ネオジオの完全移植のためロード時間が皆無

ここが一番嬉しいところです。
ネオジオの移植版なので当たり前なのですが、ネオジオCDのロード時間の苦痛を知っていればこそですね。

正直な所私はネオジオCDを持っていなかったのですが、PSに移植されたゲームでもロードはやはり気になっていたところですから。

それが全くないのでストレスなくプレイできます。
今ならロード時間に耐えられる気がしませんからね。

 

悪かった点

難易度が高いゲームが多く、コンティニュー回数が有限

昔のアーケードゲームはお金を使わせるために本気でプレイヤーを倒しにきます。
いわば非常に難易度が高いんですよね。

格闘ゲームとかジャンプした瞬間に対空技を繰り出す超反応のCPU戦なんて当たり前です。
まぁ私も一応格ゲーマーなので、格ゲーならそこまで苦戦しませんがアクションとかはかなり厳しいです。

しかもネオジオ家庭用の移植版なので、コンティニュー回数が大半のゲームで4回です。
これだけだとクリアするのは厳しいです。

もちろんセーブ機能があるので、途中から始めてもクレジット回数は復活しますが一々全滅プレイしないといけません。
コンティニューが無限ならもっとよかったなと思います。

内臓バッテリーが搭載されていない

せっかく液晶モニターがあって本体にジョイスティックがついているのに、電源を常に供給しないとゲームができないのが残念な所です。

もちろんモバイルバッテリーレベルの電源供給でも動くほど消費電力は少ないですが、本体にバッテリーがあればもっと便利だったなと感じます。

使えるコントローラーに制限がある

ネオジオのゲームといえばやはりアーケードと同じくアケコンを使用したいと思う人は多いはずです。
しかし接続端子はUSB Type-Cなので、Type-Aを採用している大半のアケコンは使えません

それでもType-Cを変換コネクタでType-Aにすればと思い試したのですが、反応はしませんでした。
現在は外部の変換コネクタや直接対応しているアケコンも発売していますが、わざわざ購入しなければいけないので余計な出費がかかります。

純正のパッドを売りたかったのはわかりますが、市販のコントローラーも標準で対応して欲しかったです。

 

まとめ

なんだかんだ色々書いてきましたが、私個人としては買ってよかったというのが正直な感想です。

SNK作品が好きってこともありますが、やったことない人にも十分お勧めできるラインナップが揃っていると思います。
友達の家でワイワイやるにはぴったりの一品ですよ。

クリスマス限定版を考えている方は一応15000台限定なのでお早めにどうぞ。
どうせまた他の限定版出してきそうな気もしますけどね(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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