ネットワークビジネスに誘われた時の上手な断り方とは!?今後の付き合い方で方法は変わります!!

こんにちは、たまこんにゃくです。

ネットワークビジネスの勧誘というのは、社会人であれば誰しもが経験したことがあると思います。
中には今後の付き合いや恩着せがましくお願いをしてくるような人もいて、対処に困ったという人もいるでしょう。

しかしダラダラ続けていてもお互いにとってよくありません。
中途半端に期待を持たせてしまわないようきっぱりと断ることが必要です。

ですが今後の付き合い方を考えてしまい、断ってしまうことに罪悪感を感じてしまうことはありませんか?
身内や仲のいい人であれば尚更思ってしまうかもしれません。

そこでネットワークビジネスの上手な断り方について解説していこうと思います。

ネットワークビジネス自体何のことかわからない人がもしいましたら、先に以下の記事をご覧ください。

 

大事なのは「やらない」という意思表示をはっきり示すこと

まずどんな言葉で断ればいいかを考える前に、自分の中で意思を固めるのが重要です。

そもそもなぜ断り切れないかというと、相手に対する思いやりやおいしい話を逃したくないという「迷い」があなたの判断力を鈍らせてしまいます

まだ迷っている人のために、ここではっきりと3つの現実を突きつけておきます。

・ネットワークビジネスの勧誘してくる人はあなたを金儲けの「カモ」としか見ていない
・ビジネスを始めても成功するのは1%に満たない
・信用を失う

これを見てどのように感じたでしょうか?
人によって差はあると思いますが、あながち間違っていないんじゃないかと自負しています。

一つずつ見ていきましょう。

 

ネットワークビジネスの勧誘してくる人はあなたを金儲けの「カモ」としか見ていない

なぜこんなことを書くかというと私がかつてやっていた頃は「カモ」になりそうな人を探していたからです。
中には「それはあなただけでは?」と思う人がいるかもしれません。

ですが実際にネットワークの会員になると、今後勧誘する予定の人をリストアップする作業があります。
もちろんそれは会員以外が多くいる事業説明会ではなく、会員のみが集まるMTG等で行われます。

具体的に何をするかというと、とにかく自分のアドレス帳やSNSからビジネスを一緒にやってくれそうな人を探してリスト化していく作業ですね。
目標人数は大体50~100人くらいですかね、少なくても20人はリストアップするように私は言われました。

名目上は「一緒に幸せになりたい人」を探すとしていますが、実際は仕事や収入に悩みがある人など現状に不満を抱えているいわゆる「弱み」に付け込める人を狙った名簿になるわけです。

そもそも本当に相手のことを考えているなら、無償でも何らかのサポートをしたいと思わなければおかしいというのが私の持論です。
相手に金銭的な負担を強いて自身がマージンを得るという行為自体が「カモ」として見ていることは明白です。

そもそも権利収入を得られる方法というのは別にネットワークだけの特権じゃありません。
だけどネットワークをやっている人は他の権利的ビジネスを否定することが多いです。

それは自分に収入が入らないからです。
誰しも自分の利益を真っ先に考えるからです、まぁ当たり前ですよね。
私だってそうですし。

だから「あなたのことを思って」みたいにネットワーカーに言われたからといって感謝する必要はありません。
要するに「俺(私)が稼ぐのを手伝ってくれ」といって誘ってきているわけですからね。

 

ビジネスを始めても成功するのは1%に満たない

成功者という定義はあいまいなところがありますが、ここでの定義は仕事をしなくても不労所得のみで生活できている人とします。

つまりはランニングコストを除いて月30万以上稼げている人は全体の1%もいません。
ちょっとこの辺はビジネスによって誤差があるので、あくまで一般的なMLMとしています。

そんなのどの業界でも同じだと思うかもしれません。
別にそこに関してハードルが特別高いといっているわけではありません。

ここで問題にしているのは「誰でも簡単に権利収入を得られる」というミスリードを誘うところです。
そんなに甘いビジネスではありません。

確かに稼げていない人がいないわけではないです。
ただその人はどの業界でも通用する人材だし、誰よりも努力しています。

それこそ最初の1か月の労働時間を時給にすると100円にも満たないと思います。
ちなみに関係ないですが、私がブログを始めた月の最初の3か月の時給は20円程度でした(笑)

ネットワークビジネスは権利的収入の側面もありますが、不労所得ではありません
自分が勧誘した会員(専門的にはダウンと呼ぶ)のサポートや事業説明会の参加等常に労働はしなければいけません。

さらにダウンのほとんどは月に1円も稼げず辞めていきます
以前ネットワークで成功した人に話を聞いたことがありますが、その稼げない人が商品を買い続けられるのはもって2年だそうです。

だから結局ダウンを増やし続けなければいけないのです。
ビジネスを始めること自体は否定しませんが、それ相応の労力と時間を必要とすることは覚悟しなければいけません。

 

信用を失う

ネットワークビジネスをやっている人はまず間違いなく信用を失います

友人関係であればあいつとは関わるなという情報が出回りますし、仕事関係であればあなたに仕事を頼む人は減ります。
これは思い込みとかではなく事実としてあります。

ネットワーカーに言わせると「それは誘い方が悪かっただけ」とか「その程度で離れるなら元々深い関係じゃない」なんて口を揃えて言います。
確かに言っていることは間違ってません。

だけどネットワークをしているという理由だけで離れていく人が少なからずいるということを忘れてはなりません。
それにインターネットですぐに調べられる時代で、いい話だけをしても信用されるわけがありません。

ネットの情報を信用するなと言うネットワーカーは多いですが、悪質な勧誘で積み重なった良くないイメージというのはそう簡単に消せるわけがありません。
私もいっぱい詐欺まがいの勧誘で嫌な思いをしてきました。

嫌な顔をされても全くダメージがないメンタルお化けかマインドコントロールに長けた人なら上手く行くんじゃないでしょうか。
ちょっと偏見も入ってますが、私が出会った数少ない成功者はやはり変わり者でした。

 

断り方には2通りある

それでははっきり断る覚悟ができた方に断り方を伝えたいと思います。

とその前にどんな方法で勧誘が行われるかについては以下の記事を参照ください。

では次に2通りあるというのはどういうことかというと、相手によって対応方法が変わるということです。
具体的にいうと今後も付き合いを続けたいか続けたくないかです。

その点を踏まえてどの方法を使用するか考えてみてください。

 

今後も付き合いを続けたい場合

ここでの具体例は「親族」や「親しい友人」等です。

つまりはネットワークビジネスに誘われる前からの関係が深い人物ですね。
こういった人に対しては特別な事情がない限り、今後も関係を続けていきたいと思いますよね。

だからこそ後腐れがない断り方が必要となります。
ちなみに説得は逆効果なのであまりお勧めしません。

私も以前に親しい友人から熱心に誘われた時に自身の経験談を用いて何度もやめろと言いましたが、全く聞く耳を持ってくれませんでした。
誘ってくるってことは相手の熱量が一番高い時なんです。

言っても無駄です。
しばらく放置しておくと、やがて稼げないと諦めるのが大半です。
その友人も半年もしないうちに辞めていました。

下手に説得するよりは暫く距離を置くというのが、一番いい方法になりますね。
ではその場合の断り方をご紹介していきます。

 

現状に満足している

ネットワークビジネスに勧誘する際の主な手法は、相手の悩みや課題に対しての解決策とする切り口が一般的です。
正確にいうと以下の3点に対して行われることが多いです。

・お金がない
・仕事に対して不満
・時間的余裕がない

上記に加えて「叶えたい夢はないか」ということもよく言われます。
胡散臭さ半端ないですね(笑)

下手に何かを話して隙を与えてしまうよりは、いっそのこと現状に満足していると伝えてください。
相手にとって一番嫌なのは、ネットワークビジネスをやる理由が見つけられないことなんです。

 

会社や家族の承諾がないとできない

たとえ満足していると伝えても、何か困っていることはないかと引き下がらないケースがあります。
その場合に伝えるのが不可抗力によってできないといった方法になります。

会社に所属している場合は、副業禁止だと伝えるのが手っ取り早いです。
そもそも公務員ですら副業が解禁されつつあるこの時代に何たる会社だよと思いそうですが、この際実際に禁止かどうかはどうでもいいのです。
その場しのぎの嘘でも問題なく、詮索されにくいのでお勧めです。

では会社に所属していない場合はどうすればいいかというと、家族の承諾が必要だと伝えましょう。
未成年や学生であれば親、専業主婦(夫)であれば配偶者ということになりますね。

基本的に未成年や学生に許可されているネットワークビジネスは多くないと思いますが、ジャンルによってはあるようなのでその場合は利用しましょう。
専業主婦(夫)に関しては経済力を配偶者に頼っている方が大半だと思うので、説得力はあると思います。

 

仕事で手一杯

本業が忙しすぎて、他に副業なんてする時間がないという意味です。
ここまで読んでいた方にとってはこの断り方では相手に隙を与えてしまうのでは?と考えてしまうでしょう。

しかしこれはすなわち恋愛において脈のない相手に「察して」と思わせるやり方です。
デートに誘って反応は悪くないと思ったのに、いざ日にちの話をするとしばらく忙しいとか季節が変わるまで待ってとか言われた経験がある方もいるのではないでしょうか。

つまりはそれと一緒です(笑)
断るのがどうしても無理なら逆に反応を悪くせず、日程の調整だけを先延ばしにしちゃいましょう。

次の説明会来てとか、会わせたい人がいると言われて数か月後を指定したらその内誘いは来なくなります。
過去の私はよく使ってました(笑)

 

自分はやらないけど応援してるよ

むしろ相手を肯定してしまうという方法です。
ネットワーカーは自分が否定されると熱くなってより説得してこようとしてきます。

その場合は逆に相手の主張をごもっともと受け入れましょう。
その上で自分はやらないけど成功を祈ってると付け加えるとなおよいです。

一般的に嫌われているビジネスのため、彼らは否定されることに慣れています。
なので逆に拍子抜けして気分をよくして帰ってくれることが多いんですよね。
これで人間関係のこじれは少なく抑えられます。

あくまで私の実体験に基づいた感想なので、それでも「あなたもやりましょう」と誘ってくる人がいるかもしれません。

そしたら「成功したらまた誘って」と言ってあげてください。
もちろん「今やらないと成功しないよ」とか引き下がってくるでしょうが、それでもいいと言いましょう。

私は何人かここまで話した人がいますが、未だに成功して再度誘ってきた人はいません(笑)

 

今後縁を切りたい場合

ここでの具体例は「あまり面識のない人」や「知っているけどしつこくて付き合いを整理したい人」等です。

少し言葉は悪いですが、今後もう会わなくてもいいと思っている人用の方法です。
厳しめの断り方になるので、もし少しでも今後会う機会がある人にはあまりお勧めしません。

あと親族や仲のいい人であればネットワークビジネスを始めたばかりの人からの誘いが多いと思いますが、飲み会の席とかで知り合った人であれば業界に精通している人の可能性があります。

論破してやろうとは考えないでください。
逆に手玉に取られる可能性があります。

 

無視あるいはブロックする

一番単純かつ簡単なやり方になります。
コンタクトが取れなければ相手は何もすることができませんからね。

面倒だったりしつこかったりした場合は変に返信することを考えず縁を切ってしまうのがいいと思います。
ただ今後も会う機会がある例えば職場の人とか同じ社会人サークルの人だと気まずくなることも覚悟しなければいけませんけどね。

 

既に会員になっていると嘘をつく

当たり前ですが、既に会員になっている人を重複して登録できるはずもないので諦めてくれます。
ここで重要なのは誘ってきた相手と同じ会社に所属していると伝えることです。

他社に所属していると伝えてもいいのですが、それでは抑止力になりません。
そもそも他社の会員を引き抜くのはクロスリクルートといって禁止している会社が多いのですが、裏でやってる人はいるからです。

ただこの方法は嘘がバレるリスクがあります。
親族や仲のいい人に言った場合は「説明会で見かけたことない」とか「誰のグループか」とか根掘り葉掘り聞かれます。

あまり知らない人であれば親族のグループに入ってるとか適当言ってもあまりバレませんが、商品知識がないとこれまたすぐバレてしまうので自信がある時だけ使いましょう。

 

相手に不利な条件で逆に勧誘をする

どういうことかというと、相手が「やっぱいいわ」と思わせる内容の交渉をするということです。

例えば車の営業をしている方だったとしましょう。
相手が一緒にビジネスをやってほしいと言ってきたらOKし、その代わり自分の販売する車を買ってくれとお願いするわけです。

この場合あなたはせいぜい数か月会員だったとして数万円、相手は車種にもよりますが大体100万以上出費が必要なので絶対に乗ってきません。
別に車じゃなくても保険でも家でもなんでもいいのです。

ただ「今度ご飯奢って」とかの交換条件では駄目です。
大事なのは相手がより不利になる条件を提示するということです。

 

証拠の要求をする

つまりはそのビジネスで成功できるんだったら稼いでる証拠を見せろと言うわけです。
一番簡単なのは権利収入が振り込まれている預金通帳を見せてもらえばいいです。

念のため注意喚起しておきますが、この方法は相手からまず間違いなく嫌われます。
相手のことを全く信用していないという意思表示になりますから。

もっとも私は何人かにこの方法を試したことがありますが、誰も見せてくれた人はいません。
といいますかいくら稼いでるかすら教えてくれた人もいません。

どうしてかというと、本当は稼いでいないのに稼げると嘘をついているからです。
それに人に預金口座を見せるなんてたとえ稼いでいたとしたって嫌ですよね。
別に稼いでるかどうかなんてどうでもよく、証拠を見せられないなら断るという理由付けのためだけです。

「始めたばかりだからこれから稼いでいく」という人がいれば、本当に稼いでからまた誘ってと言えばいいです。
その他に「自分はまだまだだけど既に稼いでる人がいるから会わせるよ」と言ってきた場合は、「他人は関係ないからあなたが成功しているところが見たい」と言ってください。

相手はそれ以上何も言い返せないはずです。

 

違法性を指摘する

ネットワークビジネスを始めたばかりの人からの勧誘方法は、法律に触れている場合がよくあります。
単純に知識がないからということもありますが、早く権利収入が欲しいからダメだと知りながらやっている人もいます。

ただこちらにとっては相手が違法なことを知っているかどうかはどうでもいいです。
相手の落ち度を指摘して勧誘をやめてもらうことが目的ですからね。

よくあるケースをまとめてみました。

①氏名などの明示(法第33条の2)
→事前に相手に対して目的が勧誘であることと勧誘する人の氏名、商品を明らかにしなければならない

②禁止行為(法第34条)
→勧誘に際して事実を告げないもしくは異なることを告げること。また相手を脅したり不安を煽ったりしてはいけない

③広告の表示(法第35条)

→誰でも簡単に儲かる等事実とかけ離れた表示をしてはいけない

<出典:https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/multilevelmarketing/>

本項の冒頭で違法性がある行為は”よくある”と書きましたが、ほぼすべてのケースで何らかの違法な勧誘行為が行われていると言っても過言ではありません。

そもそもよくある自宅でのホームパーティーやイベントスペースなどの閉鎖的空間での勧誘は禁止されています。
だからこそその時は楽しく遊ぶ目的のみとして、後日カフェなどで詳しく話をするという二段構えの方法が使われているのです。

もし上記のどれかに該当する勧誘行為をされた場合は、違法行為を指摘し通報すると言ってください。
もちろんめんどくさいことになるので、しつこくてどうしようもない場合の最終手段です。

警察でもいいですし、マルチの運営会社に報告すると伝えるのも広告です。
会員権はく奪されるのを彼らはもっとも恐れていますから。

 

まとめ

今のご時世インターネットを介したネットビジネスが主流となっているにも関わらず、未だに口コミを利用したネットワークビジネスの勧誘は後を絶ちません。

インターネット上であれば無視すれば済むのに、直接対面だと人間関係を気にして断りにくいというところは口コミビジネスのある意味手口であり問題点でもあると思っています。

そして人によって対処方法も変わってくるので、ここで紹介した中で相手に合わせた方法を使ってもらえればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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