ALLDOCUBEの新型タブレット「iPlay 70 mini Pro」は買いなのか!?実際に使用して分かったメリットとデメリットを徹底紹介!!
こんにちは、たまこんにゃくです。
またまた買ってしまいました、新たなタブレットを(笑)
というわけで今回は2025年5月20日に発売されたALLDOCUBEの新型タブレット「iPlay 70 mini Pro」をレビューしたいと思います。
本当は6月の初めに購入していたのですが、色々あり開封が7月になりレビューもずれ込んでしまいました。
Androidタブレットを複数持っているのになぜ購入したのか、またiPadやAmazonの「Fire HD 10」とも比較していこうと思います。
使用して分かったメリットとデメリットも紹介しようと思うので、購入を検討している方は是非とも参考にしていただきたいです。
また以下記事も併せてご覧ください。
なぜ新たにAndroidの端末を購入しようと思ったのか?

結論から言ってしまうと使っているAndroidのタブレットが重く感じられるようになったためです。
私が持っていた8インチのタブレットはUAUUのT30という中国メーカーの機種でした。
2年前に購入したこともあって、Android12とOSはそこまで古くありません。
しかし端末のデバイス性能を図るベンチマークのスコアが約14万点とかなり低い性能でした。
※一括1円で購入できる格安スマホでも30万点はでます
それでもYouTubeやサブスクを見るために買ったので大して不便は感じていなかったですが、電池持ちが悪くなったのとアプリ立ち上げにすら時間がかかるようになってしまったので、別に購入しようと考えたわけです。
本当はUAUUのタブレットにしようと思っていたのですが、なぜかこのメーカーは2024年発売を最後にタブレットの販売をしなくなってしまったので高評価に定評のあるALLDOCUBEの新型タブレットを選びました。
他にもタブレットやデバイス色々持ってるだろって突っ込みは置いといてください(笑)
シリーズのラインナップ
2025年現在最新の世代は70とついているものですが、前世代の60にも色々とラインナップが存在します。
比較検討できるように以下表にしてみました。
また今回はPro・Turbo・Ultraのつかない無印は省いています。
| モデル | iPlay 70 mini Pro | iPlay 70 mini Ultra | iPlay 60 mini Pro | iPlay 60 mini Turbo |
|---|---|---|---|---|
| OS | Android 15 | Android 14 | Android 14 | Android 14 |
| 解像度 | 1920×1200 | 2560×1600 | 1920×1200 | 1920×1200 |
| CPU | Dimensity MT8791 | Snapdragon 7+Gen3 | Helio G99 | Snapdragon 6Gen1 |
| メモリ | 8GB+8GB仮想 | 12GB+8GB仮想 | 8GB+8GB仮想 | 8GB+8GB仮想 |
| サイズ | 8.4インチ | 8.8インチ | 8.4インチ | 8.4インチ |
| ストレージ | 256GB | 256GB | 128GB/256GB | 128GB |
| 顔認証 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
| バッテリー | 6050mAh | 7300mAh | 6050mAh | 5500mAh |
| GPS | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
| 4G通信 |
対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
| 価格(2025/10月現在) | 28,999円 | 49,999円 | 27,999円 | 32,999円 |
※価格は全て税込です
まず価格帯は最低でも2万円台と格安ではあるもののAmazonのFireタブレットが1万円台で売られていることを考えると、2倍近くの金額かと一瞬躊躇してしまいます。
しかしその分性能面ではバランスがよく、重いゲームをしなければ困ることがないレベルの品質になっています。
ちなみにモデルが70となっているのは2025年発売のモデルで、60となっているのが2024年のモデルのため型落ちにはなります。
価格もAmazonや楽天などではクーポンによって約1万円の割引がはいるため実際購入時にはさらに安くなります。
60シリーズは割引率も高いため、大きなセールだとiPlay 60 mini Proであれば15,000円台で購入することも可能です。
性能的にはiPlay 70 mini Ultraが一番高く、重いゲームであっても快適に動かすことが可能です。
その次にiPlay 70 mini ProとiPlay 60 mini Turboが高い性能です。
元々iPlay 60 mini TurboはGPS機能や顔認証の機能を省いてその分性能向上させたのですが、70になったことで性能が追いついたというのがその背景になります。
ではiPlay 60 mini Proの性能が悪いかというとそうではなく、日常使いであればこれで全く問題ありません。
むしろよくわからないメーカーの商品を買うなら、クーポン込みで1万円台で買えるメリットの方が大きいです。
なぜiPlay 70 mini Proを選んだか
ざっくり言うと欲しくなった時にちょうど発売したばかりの商品だったからです(笑)
本当はiPlay 60 mini Turboを購入しようと思っていました。
正直私は家でしかAndroid端末を使わないので、4G通信やSIMカードを差し込むことはありません。
そのためiPlay 60 mini Proのメリットは特に必要がなく性能だけ上がればいいと思っていました。
ゲームする目的もなかったのでUltraにする必要もありませんからね。
しかしTurboと同じ性能の70 mini Proが発売したため、これは触ってレビューしなければ(本音)と思って購入しました(笑)
あとはリフレッシュレートが60Hzから90Hzにアップグレードされているのも嬉しいポイントですね。
実際に使ってみた感想

では実際に購入して使った感想を書いていきたいと思います。
こういったAndroidタブレットがよく比較されるのはAmazonのFire HDタブレットやアップルのiPadになりますが、価格帯としてはちょうど中間に位置するため必然的に対象に挙げられやすいのでしょう。
購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
コストパフォーマンスに優れたモデル
まず本体外観ですがシルバーカラーの持ちやすいデザインで、iPad miniと比べても高級感では見劣りは全くしません。
さらに本体の厚さは前モデルから比べて0.6mm薄く7.3mmの薄型設定となっています(60 mini Proは7.9mm)。
CPUはDimensity 7050を採用しており、タブレットの性能を調べられるAnTuTuベンチマークでも50万点を記録しています。
これは3Dゲームでも設定次第ではプレイ可能なレベルなので、日常使いで不便を感じることはありません。
またWidevine L1にも対応しており、サブスクでも画質レベルが落ちることなく視聴可能です。
内部ストレージは256GBあり、基本的に困ることはないと思いますがMicroSDスロットも搭載しているため最大1TBまで拡張可能です。
正直なところ重い作業をするという人以外で、このタブレットを買って不満に思う人はいないんじゃないかというほど満足感が高かったです。
バッテリー持ちのよさ
私が過去に紹介していたAmazonタブレットを使用している人であればバッテリー持ちがよいためあまり気にならないかもしれませんが、格安Androidタブレットで特に気を付けなければいけないところは異常にバッテリー持ちが悪い商品が多いということです。
過去使用していたタブレットは2年ほど使ってからではあるものの、4時間でほぼバッテリーがなくなります。
特に1万円程度で購入できるタブレットには地雷が多いので、レビューなどをよく読んでから購入することをお勧めします。
本商品についてはバッテリーを6,050mAh搭載しており、半日動画視聴してもまだ40%弱残っていたため1日持つレベルで電池持ちはよいです。
コンテンツ消費であればストレスを感じることはないと思います。
もちろんゲームをやれば爆速で減っていきますけどね(笑)
ただゲームに特化したモデルではないので、もしゲームもやりたいという方であれば上位モデルのiPlay 70 mini Ultraを購入することをお勧めします。
気になるところ
・指紋認証がついていない
・スピーカーの配置が悪い
・DP出力未対応
大きく分けて3つ挙げました。
まず認証システムですが、元々は非対応でした。
しかし本体アップデートにより現在は顔認証がついています。
iPad Proのように高性能ではありませんが、暗いところでなければ大体認証してくれるイメージです。
ただ私としてはこういう小さい機種には指紋での認証の方が使いやすいと感じているため、アプデで追加してほしいところです。
スピーカーについては前機種であるiPlay 60 mini Proと同様にステレオのデュアルスピーカーを搭載しているのですが、前機種が左右についていたのと違い本体下にスピーカーが2個ついています。
スマホのように縦画面で使うときはそこまで気にならないのですが、横画面にした時に片側から音声が流れてくるためバランスが悪いと感じてしまいます。
ちなみにイヤホンジャックはありません。
最後にDP出力(DisplayPort Alternate Mode)が未対応であることです。
簡単に言ってしまえばType-Cケーブル1本繋ぐことでモニタに映像出力ができる機能です。
アップル製品やGoogle Pixel製品等を使っている人には当たり前にある機能と思っている方もいるでしょうが、実は低価格帯のスマホやタブレットにはほとんどついていません。
本製品も低価格帯になるため仕方ないと思ってしまいますが、同価格帯のiPlay 60 mini Turboにはその機能があるんですよね。
用途が違うと言ってしまえばそれまでなのですが、過去の機種と比べて退化している部分があるのが惜しいところだと感じてしまいました。
まとめ
8インチのタブレットは以前までだとiPad mini以外これといった商品が少なかったのですが、最近はコストパフォーマンスに優れた商品が数多く出てきています。
その中でも本商品は価格帯を2万円に抑えつつ、ゲーム以外の基本的な用途であれば何不自由なくこなせる性能を誇っています。
タブレット初心者やコストを抑えたい人には特にお勧めできる一品と言えるでしょう。
ALLDOCUBEの商品は画面サイズや用途に応じた商品が複数ラインナップされていますので、自身の使い方に応じて選んでみてはいかがでしょうか。
よくわからないけどスマホ画面より大きな画面で動画を見たいという人はiPlay 70 mini Proを買ってしまって問題ないです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。





