カラオケで歌う体験に驚きを取り入れた新機種が発表!!その名はLIVE DAM WAO!!

こんにちは、たまこんにゃくです。

2025年3月にDAMシリーズの最新機種が発表されました。

<出典:通信カラオケDAM(商品一覧)|株式会社第一興商

その名もLIVE DAM WAO!です。

DAMシリーズの新たなフラッグシップモデルになります。
前機種はAiRという機種が2023年に発売となっていますが、これはAiのマイナーチェンジのため約6年ぶりのフルモデルチェンジになります。

型番が前機種であるLIVE DAM AiRの「XG-8000R」ではなく「XG-9000」となっていることからも、モデルチェンジを果たしたということがわかると思います。

5~6年ごとにフルモデルチェンジをしているので周期的には平常運転ではあるのですが、JOYSOUNDが2023年にいち早くMAXシリーズから脱却したX1を発表していたため遅かったという印象を受けますね。

イメージカラーは従来の紫や赤から変更し、虹色を基調とした明るいカラーになりました。
本体の液晶パネルはAiの時の13.3インチから15.6インチに拡大し、両サイドには26段フルカラーLED「ルミナスバー」を配置し演出の面でも豪華になりました。

ちなみに今回の機種のキャッチフレーズは「歌うほど、あたらしいワオ。」です。
歌で“輪を”(WAO!)つくり、新しい驚き(WAO!)を味わってもらいたいという2重の意味が込められています。

では早速新機能について紹介していきます。

JOYSOUNDの新機種であるJOYSOUND X1の記事はこちらをご覧ください。

 

稼働日はいつ?

2025年4月18日より順次稼働開始になります。
前機種のLIVE DAM AiRとほぼ同じ流れですね。

導入が最初になるのは直営店であるビックエコーからになると思われるため、早く機種を試したい方はビックエコーに問い合わせるのがいいと思います。

 

どんな特徴なの?

歌う体験のアップデートをうたい文句に、リアルな時間の価値を高めるコンテンツの注力に力を入れた機能が増えました。
昨今のSNSの発展により、人と人とが会わずに繋がることが当たり前となりました。

前機種のLIVE DAM Aiシリーズがコロナ真っ只中での稼働ということもあり、カラオケ市場が下火だったことも要因の一つではあると思います。

そんな娯楽があふれおうち時間が日常的になったからこそ、原点に戻って歌うことの楽しさと向き合った機種になります。

では具体的に追加された新機能を見ていきましょう。

 

常識を覆す全く新しい音源「DAM Multi Dimensional Sound」を採用!

<出典:LIVE DAM WAO!(ライブダム ワオ!)|カラオケDAM公式

従来の音源を見直し、最新のソフトウェアシンセサイザーやプロミュージシャンの生演奏を組み合わせたハイブリッド演奏方式を採用しました。

これにより使用できる音源の制約がなくなり、これまでにない臨場感あふれるサウンドが実現できるようになりました。

カラオケが好きな方であればご存じの方も多いとは思いますが、カラオケの音源データは「MIDI」と呼ばれる圧縮されたデータで格納されています。

あの膨大な曲数を容量数TBのカラオケ機器で管理できるのはこの圧縮により1曲数10MBにできているからですね。
あとは本人映像などはストリーミングで配信しているというのもありますが。

ただ欠点として電子データのため機械的な音源になってしまうところでした。
JOYSOUNDでは「X-Leben」という技術によりまるで目の前で演奏しているようなサウンドを提供しています。
MAXシリーズから音が格段に良くなったのはこれが影響しています。

対してDAMシリーズは音源の根本的な改革は特に行われていなかったからです。
それはG50の時の音源が非常に再現性が高く重量感あふれるサウンドを再現していたからです。

私も実機を持っていましたが、G50やG100(BB cyber DAM)は名機と知られています。
これに加えて2010年に登場したLIVE DAMを以って「DAMは音がいい」と印象付けられました。

そして今回大幅な刷新が加えられたことによって、どんな音源の発展が見られるか楽しみですね。

 

聴感に着目した「ハートエンジン」を搭載した「精密採点Ai Heart」が新登場!

<出典:LIVE DAM WAO!(ライブダム ワオ!)|カラオケDAM公式

採点機能にAiを導入したAiシリーズからブラッシュアップし、人が実際に聴いて上手いと感じる採点を追及し新たに「ハートエンジン」が搭載されました。

歌い方に合わせて5パターンの判定があり、結果画面では15種類のハートタイプでボーナス加点が行われます。
これにより今までの歌唱採点では判定できなかったより人間らしい感性での判定ができるようになりました。

テレビ番組にも取り上げられることの多いDAMシリーズの精密採点なので、カラオケ大会を検討している人は今後採用も考えて新機種で練習するのがよいと思いますね。

他には大人気コミックの「ONE PIECE」とコラボした「精密採点ONE PIECE」の追加が発表されています。
第一弾コラボとのことなので、今後追加コラボが発表される予定です。

パーティー向けには最大4人までで楽しめる対戦型コンテンツである「対戦!最後まで残りまショー!!!!」も新機能として追加されました。

 

歌に魔法をかけられる「ボイスマジック」機能

「LIVE DAM WAO!」の目玉となるコンテンツで多彩な歌声を作り出せる新システムになります。
歌うことが楽しくなる機能と新機種ならではの試みですね。

具体的には「歌うまフィルター」、「なりきりエフェクト」、「ハモルン」の3つのコンテンツがあります。

 

歌うまフィルター

<出典:LIVE DAM WAO!(ライブダム ワオ!)|カラオケDAM公式

自分の音程をリアルタイムに補正してくれる機能になります。
歌うことが苦手な方やうろ覚えの曲でも上手く聞こえるようになります。

自分の歌声のまま音程を自動的に補正してくれる業界初の画期的な機能です。歌うことが苦手な方や自信のない曲でも上手に聴こえ、いわゆる音痴な歌唱も改善してくれます。

歌が好きだけど人前で歌うのは苦手だったり、下手だと言われたら嫌だって人は使用してみてはいかがでしょうか。

 

なりきりエフェクト

<出典:LIVE DAM WAO!(ライブダム ワオ!)|カラオケDAM公式

原曲でアーティストが使用している特殊なボイスエフェクトを自動で再現する機能です。
対象のパートの時だけ歌声が拡声器になったり、機械音性のエフェクトがかかるようになります。

これにより原曲に近い形で完コピができるようになり、ライブやレコーディングをしているような感覚で歌うことができるようになります。

個人的にはSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」で使われているトランシーバーや大塚愛の「Happy Days」で使われている拡声器の音声が再現できているか試してみたいですね。

 

ハモルン

<出典:LIVE DAM WAO!(ライブダム ワオ!)|カラオケDAM公式

これは厳密には新機能というわけではなく過去にもありました。
それを最新の技術により高音質でよみがえりました。

メインパートを歌うだけで楽曲のハモりパートを自動的に作ってくれる機能です。
自分のパートを歌うだけで全てのパートを再現できるので、デュエットソング等歌える人がいないけど完璧に歌いたいって人に対して便利です。

ハモリ部分だけやってくれるのか、コブクロのように2人でメインを交互に歌う曲もやってくれるのかは実際に体験してからまたレビューしたいと思います。

 

その他変更点

楽曲数はLIVE DAMシリーズ最多の34万曲以上が稼働時歌唱可能とのことです。
曲数自体はこれでもJOYSOUNDシリーズよりは少ないのですが、一般流通している楽曲で歌いたい曲が入っていないことはまずないといえるでしょう。

映像コンテンツがさらに充実し、本人映像が5,000曲余りを現行モデルより増強しています。
公式HPや名だたるアーティストが載っていますが、その中でも現行シリーズにはないアーティストとして「サザンオールスターズ」の楽曲が全曲本人映像対応になりました。

アニメソングやスポーツ映像に関しても増加しているようなので、これもまたいずれまとめたいと思います。

周辺機器に関してもアップデートされており、新しいデンモクである「SmartDAM WAO!」も同時発売されます。

<出典:SmartDAM WAO!(スマートダム ワオ!)|カラオケDAM公式

曖昧なワードやアーティストの略称で検索しても、幅広い候補曲が表示されるなど曲を探すから出会うへシフトした機能が追加されています。
またスマートフォンのようなフリック入力にも対応しているとのことです。

 

まとめ

カラオケの進化がすさまじかった時代と違いJOYSOUNDと2社競合時代はシステムが完成してきたこともあり、通信カラオケの進化は緩やかになっていました。

コロナの影響もあってカラオケが選択肢として選ばれなくなったいわば下火の時代だからこそ、歌うことの楽しさを追求した機種が出たのは時代に適っていると思います。

それに新しい機種が発表すると純粋にワクワクしますからね。
他にもすきっとみたいな他社もカラオケ業界に参入してくるともっと面白いんですけどね。

またJOYSOUNDとの機種比較した記事も上げているので、よければこちらもご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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