地元のカラオケ大会を見て思うパフォーマンスの必要性!カラオケ採点番組の弊害とは!?
こんにちは、たまこんにゃくです。
7月27日に札幌市北3条広場の赤レンガテラスで行われた「第3回 アカプラ会社対抗のど自慢大会」というカラオケ大会を見てきました!
コンセプトとしては
駅前通地区の活性化および会員企業間の親睦・交流を目的として駅前通沿道のビル等のテナントを対象に開催
とのことです。
ちなみに参加者はそのビルのテナントに勤務する従業員とのことでした。
知り合いが出るということもあったのですが、いつかカラオケ大会に自分も参加してみたいと思っていたので雰囲気を味わおうと思って見てきました。
仕事の関係で最初から見ることはできませんでしたが、後半はほとんど見ることが出来ました。
ではどんな感じだったか、ご覧いただきましょう!
RADIO FISH/PERFECT HUMAN
アラジンより山寺宏一/Friend Like Me
アナと雪の女王より松たか子/Let It Go~ありのままで~
ちょっと遠めの写真ですいません。
顔がはっきり写るとプライバシーとかもあると思うので、わざとわからないように撮ってます。
あと写真ではわかりにくいですが、ギャラリーはかなり多かったです。歌う人は緊張したでしょうね。
ただこれだけはわかっていただけるはず。
ガッチリコスプレして楽しんで歌っています!笑
優勝した方も歌唱力というよりはパフォーマンスでギャラリーを沸かしていた方でした。
でも歌って本当は楽しむものそして楽しませるものですよね。
歌唱力だけではなく色々な表現の仕方がある。それに改めて気づかされました。
ここで表題のテーマを投げかけたいと思います。
さっそく本題に入りましょう。
カラオケの採点番組が人気になったことによる歌い方の没個性化
私が今回のカラオケ大会で感じたのは、パフォーマンスを重視して歌っている人が多いということです。
もちろんカラオケで競うんですから歌唱力は必要です。
ただ最近は歌が上手いとは言いにくい、少しずれた歌い方をする人が増えました。
これは採点番組の影響からだと思います。
代表的な番組はTHEカラオケ★バトルやもう放送終了してしまいましたが関ジャニの仕分け∞です。
人が一切絡まず機械が採点するという斬新なスタイルはすぐに大衆に受け入れられ、人気コンテンツとなりました。
こういった番組で主に使用されているのは第一興商のLIVE DAMシリーズですね。現行最新機種ではLIVE DAM STADIUMになります。
今回のカラオケ大会でも同機種が使用され、第一興商の社員の方もゲストに呼ばれていました。
確かに機械の採点は正確です。人のように感情がありませんから、譜面通りに歌えば誰でも高得点がでます。
またビブラート・こぶし・しゃくり・フォールといった加点になるポイントを押さえればさらに点は伸びます。
でもそれって本当に人が聞いていて心地いいのか?
答えはNOです。
例えば無駄に長いビブラートは機械の加点ポイントは多いですが、人が聞くと不快になります。
カラオケで高得点を出すために機械に好かれる歌い方をする。結果としてその人が持つ個性が失われる。
そんな人が増えてしまったことが、採点番組の一般化による弊害だと思いますね。
機械の採点に好かれるからと言って人に好かれるわけではない
一口で歌が上手いといっても一つは機械の採点。つまりDAMでいう精密採点、JOYSOUNDでいう分析採点での点数が高い人。
もう一つは人が聞いて上手いと思う歌い方ができる人。
以上の2通りがあると私は思っています。
どちらが正しいというわけではありません。
プロの歌手で考えてみましょう。
初期のTHEカラオケ★バトルではお題の曲をご本人と対決するという企画も多くやっていました。
その頃の平均点は高くて85点とかそんな感じでした。今で言う98点台が勝敗の分かれ道になるようなハイレベルな戦いではありませんでした。
そこでプロの歌手が自分の持ち歌を歌うのですが、酷い時には70点台を出す人もいました。
でもその歌手はヒット曲をたくさん持っていて、魅力的な歌い方をするので誰も下手だとは思いません。
同様に音程正確率が非常に高く、キーも全く外さずに高得点を出す歌手がいました。
しかしその人の持ち歌を誰も知りません。
結局人が選ぶ歌唱力と機械が選ぶ歌唱力は違うと言うことです。
読んでるあなたに「当たり前だ!」と言われるかもしれませんがね。
もっと言えば歌が上手くない人でも個性と話題性があれば爆発的なヒットも過去に生まれています。
もちろん歌唱力というのはあった方がいい、しかしあったからと言って必ずしも歌手として成功できるというわけではないのです
個性を磨け
今まで散々機械の採点による弊害について書いてきました。
じゃあつまり何が言いたいか?というと
個性を伸ばしてほしい!!
ということです。
知り合いでもカラオケの採点で高得点連発する人がいますが、実際に歌を聞いてみるとあれ?と思う人がいます。
う~ん何というか個性が死んでます。
言葉にするのは難しいですが曲を歌いこなすのではなく高得点を取るための歌い方で歌わされているといえば多少は伝わるでしょうか。
非常にもったいないと思います。
歌って本来色々な表現方法があると思うんですよね。
今回私が参加したカラオケ大会の評価方法は、詳しくはわかりません。
一つ言えるのは、確実にパフォーマンスを加点してくれているということです。
なので最後まで優勝は誰かわからず、白熱して面白い大会となりました。
今回のカラオケ大会のように、ただ歌唱力だけを評価するのではなく、パフォーマンスを点数として評価してくれる大会が今後増えてくればいいなと私は思います。
まとめ
もう全部伝えたいことは伝えてしまいました(笑)
ここで言いたいのは繰り返しになりますが、没個性な歌い方はやめて不器用でもいいから個性を出してほしいと言うことです。
私自身も曲に歌わされていると感じる部分が多いので人には強く言えません。
でもその人が自然体で歌っているのが一番魅力的だと思います。
自分にとって一番いい歌い方を探してみてくださいね!それでは!