ネットワークビジネスの勧誘の手口とは!?気を付けるべき4つのケースを紹介します!!
こんにちは、たまこんにゃくです。
世の中には色々な甘い誘惑があります。
保険や不動産、宗教など例を挙げればきりがありません。
特に学生から社会人になった時に一番多い勧誘があります。
それがネットワークビジネスです。
なぜ社会人になってから勧誘が多くなるか?
その理由としては学生はネットワークビジネスを禁止としている企業が多いためです。
※学生も行えるネットワークビジネスもあります
大学生や専門学校に行くような時期になると、SNSを通じて交友関係が広くなります。
そして社会人になるという自覚も明確に持ち始めるため、将来に対してやお金に対しての不安が増してくるでしょう。
そんな多感な若者たちに「不労所得」や「権利収入」の言葉がよく刺さるのです。
保険や不動産は金額が高いし投資もなんだか怖い・・・
でもネットワークビジネスなら月1万円くらいだしやってみてもいいかな!?
あなた騙されてますよ!!
私も人のこと全く言えません。
社会に出たばかりの頃は色々な人に騙されそうになりました。
おかげさまで今ではネットワーカーなんて少し話せばすぐわかる能力が身に付きました(笑)
今回は私が実際に出会ったネットワーカーからの勧誘の手口を具体的に紹介します。
ちなみにネットワークビジネスとは何かについては以下の記事で説明しています。
ネットワークビジネスの勧誘の切り口
具体例を紹介する前に実際にどんな人から勧誘があるのかについて紹介します。
大まかに分けて以下の4つのパターンがあります。
・学生時代の友人や知人から
・SNS等を通して仲良くなった人から
・異業種交流会やオフ会で知り合った人から
・勧誘者のアップラインから(いわゆるABC)
むしろこれ以外の方法で私が勧誘されたことはありません。
ネットワークビジネスの勧誘は、一般の営業と違うところがあります。
それは赤の他人に飛び込み営業をするのではなく、古くからの友人・知人や飲み会等で知り合ってある程度人間関係ができた人からの勧誘が多いのです。
理由としてはネットワークビジネスを始めた人は必ずといっていいほどアドレス帳やSNSの友達から「リストアップ」する作業を求められます。
一緒にビジネスを始めてくれるパートナーか製品を愛用して使い続けてくれる愛用者を探すのが目的ですが、どんなきれいな言い方をしても結局自分がる儲けるためのカモを探すのが本質的な理由です。
「あなたのため」とか「一緒に夢を叶えたい」なんて本当に思っている人なんていません。
本当にあなたのことを考えているならボランティアだとしても協力したいと思いますよね。
しかし利害関係のあるビジネスに勧誘しているのは、少なからず自分にとってメリットがあるからなのです。
しっかりと説明を受けて納得してビジネスを始めるならいいんです。
だけど甘い話に惹かれて結局騙されたと後悔だけはして欲しくないんです。
なぜなら私が実際に後悔しているからです。
それでは前置きが長くなりましたが、実際にどんな勧誘をされたかを4つの全てのパターンでご紹介します。
学生時代の友人からの勧誘
私が大学を卒業してすぐに「ものすごい仕事を発見した!」と学生時代の友人から連絡がありました。
仮に学生時代の友達をAとします。簡単に彼の説明をしようと思います。
Aはいわゆる意識高い系で、学びたい言語がその学校にしかないからとあえて自身の学力よりも偏差値の低い大学に行くような人物です。
大学でも複数サークルを運営しており、ある意味リア充みたいな人間です。
彼とは就職活動中の大学4年生の時に知り合いました。
色々なイベントの主催もやっている人だったので、Aと友達になったおかげで沢山友達ができました。
またボランティア活動など色々な趣味も増え、その点においては今でも感謝しています。
ただ就活は決して順風満帆とはいかず、ある時を境に外国に資格を取りに行くと行って海外に行ってからはあまり関わらなくなりました。
それから数か月後、就職をした後にAから久しぶりに連絡が来たのです。
冒頭の話に繋がります。
社会人になって仕事の辛さを少しは感じてきた時期だったため、あわよくばという期待もあり説明会なるものに参加しました。
それが私のネットワークビジネスとの出会いだったわけです。
別に出会いたくなかったけど(笑)
でもまぁその時は付き合いもあったし、もしかしたら成功できるかもと思い会員になりました。
それから毎月1万数千円の健康食品を買いながら勧誘活動を続けていくことになるのですが、私の場合は本業の仕事が忙しくただ会員として商品を購入し続けるだけの日々が続きます。
そして数か月後に一人誘って説明会に連れて行ったときに初めて、その友達に「詐欺」だよと逆説得を受けることになります。
静かに私のもとから去っていくのではなく、しっかりと向き合って説得してくれました。
そのおかげで目が覚めることができました。
お金と人間関係を失うことを最少限で防ぐことができたのは、その説得してくれた友達のおかげです。
今でも付き合いがありますが、その人には足を向けて寝られません(笑)
改心した私はAに足を洗うように説得しましたが、全く聞く耳を持ってくれませんでした。
それどころか友達の夢を叶える手伝いをしている自分をなんで批判するのかと言ってくるのです。
結局Aはマルチを辞めることなく、私は彼と関わることがなくなりました。
数年後その会社は倒産していました。
ここから学んだ教訓としては、ネットワークを妄信している人に無理に説得するのは逆効果ということです。
自分自身で気づいて初めて辞めることができるのです。
社会人になりたての方は特に学生時代の友達からの勧誘が多い時期ですので、気を付けてください。
SNSで仲良くなった人からの勧誘
よくSNSをやっていると知らない人から連絡が来ることがありますよね。
大抵は宣伝やナンパ目的、共通の趣味などですがやはりそれに紛れてネットワークの勧誘もあります。
私もある時知らない人からメッセージが届いていることに気が付きました。
そこそこ長い文章でしたが、結論としては「面白いビジネスがあるので話聞いてみませんか?」ということです。
彼をBとします。
Bのプロフィールは当時34歳派遣社員と書いてありました。
そして至る所に「感謝」とか「幸せ」とか書いてある胡散臭さ溢れるプロフィールでした。
ここで一個言っておきますと、ネットワーカーは出会いに感謝とか自由とかそういった白々しいことをよく書いてます。
あとはよくパーティーをやってる人も怪しいですね。
怪しいと思ったら普通ならそこで無視をしますよね?
でも私は会うことを決めました。
Aとのいざこざで懲りたはずなんですけどね。
やっぱり当時仕事がきつくて楽な生活ができるという甘い言葉に乗っかってしまったというのが正直なところです。
ちなみに今の私でも誘いに乗ると思います。
なんでかって?
完膚なきまでに論破してブログにネタとして書いてやろうと思ってるからです(笑)
流石に下手なネットワーカーの数倍は知識詰め込みましたからね、これも騙されまくった甲斐なんでしょうか(笑)
まぁそこは置いといて結果としてBの誘いにまんまと乗ってしまったわけです。
お互いの近所のカフェで待ち合わせして話すことになりました。
やはりというか夢の話や不労所得の重要性を語る話が続きました。
というか正直言ってBは頭がお花畑なのか叶うかどうかも疑わしいような話を繰り返していました。
はっきりいってBの下で仕事したいとは全く思える内容ではありませんでした。
そもそも派遣で現状の生活すら大変と言っているのに、夢はリタイアとか理想とのギャップが激しいと感じました。
そして一番害悪だったのは、途中から友達が近くにきているから合流していいかといわれたことです。
渋々承知したものの、合流したその友達とやらは案の定ネットワーカーで二人から執拗な勧誘を受けることになります。
既にお気づきかと思いますが、偶然近くに来ているというのは真っ赤な嘘で、Bからの勧誘で落ちないと思った友達が合流するとでも言ってきたのでしょう。
ちなみに勧誘する人の氏名を明示しないのは特定商取引法第33条の2項違反になります。
れっきとした違法行為なので、もし同様の被害に遭われた方がいたら厳しく突っ込んであげましょう。
当時の私はあまり法律に詳しくなかったので、さっさと終わるように前向きに考えておきますと伝えその場を収めました。
後日執拗な勧誘の着信が入っていて、無視していたら留守電に「無視するのは社会人としてどうかと思う」といった捨て台詞が入っていました。
いやそれお前な!!って言ってやりたいんですがね(笑)
ところでカフェ代なんですが、きっちり一円単位で割り勘しました(笑)
いや別にいいんですよ、お金に困ってるわけではないですし。
だけどネットワーカーに気前よく奢ってもらったことなんて一度もありません。
あんたら稼いでるんじゃないんかい!
実際に稼いでる人はもちろんいるとは思いますが、大多数の人は勧誘のために稼いでると見せかけているだけです。
私は稼いでるって言い張るネットワーカーがいたら「預金通帳見せろ」っていいますね。
ほとんどの人は隠しますよ、実際稼いでないですから。
まぁたまにパフォーマンス的に人に見せる用の通帳持ち歩いている人もいるので100%信用してはいけませんけどね。
私は1度見せてもらったことがありますから。
異業種交流会で知り合った人からの勧誘
私が社会人になってしばらく経ったころに、知り合いのバーのマスターから異業種交流会をに来ないかと誘われました。
そこに参加して知り合ったのが無駄にテンションの高い人でした。
彼をCとします。
でも初対面は印象よかったのを覚えています。
飲み会の席とかではコミュ力あまり高くない人に対してもよく話かけてくれていましたしね。
Cには印象がいいイメージばかりでしたが、その時は連絡先を交換しただけで別に連絡を取り合うことはしませんでした。
それから10か月後にいきなり一緒にイベントに行かないかと誘われました。
そのイベントは私が前から行きたいと言っていたイベントで、よく10か月前の話を覚えていたなと感心したものです。
それからはホームパーティーやスポーツイベント、カラオケ会等色々なイベントに誘われるようになります。
友達が沢山できたことはよかったんですが、みんなネットワーク関係者だと知るのは暫く経ってからでした。
やはりというか、そこで知り合った友達から次々と勧誘の連絡が来るようになるのです。
C自体は悪い人ではないんですが、Cの友達というのが中々にあくどい人でした。
人を金儲けの道具としか思っていない人や、ネットワークの勧誘を断ったとたんに無視をするくらいに拒絶してきた人などがいました。
私自身がネットワークをしている人に偏見を持った大きな理由は、Cの友達の性格の悪さを実際に見てきたからに他なりません。
むしろ拒絶するかしないかを選ぶのはこっちだっての!
なんで誘われた人が断ったくらいで拒絶されなきゃならないのかとずっと思ってました。
要するに金にならないやつは相手にしないということなんでしょう。
Cからはネットワークの他にビットコイン投資や空気清浄機会社のオーナーにならないかとも持ち掛けられていて、空気清浄機のオーナーにはなってしまいました。
あえて会社名は書きませんが、詐欺疑惑で裁判をやったことがニュースで取り上げられるくらい有名な企業です。
詳細は以下の記事をご覧ください。
もちろん私も結構な大金を騙し取られました。
そのこともありCとは一切連絡を取らないようになりました。
アップラインからの勧誘
アップラインとは特定のネットワークビジネスの自分と同じ系列の上にいる会員のことになります。
つまりは自分よりが人を紹介することによって利益を得る人になりますね。
Cから「すごい人がいるから会ってみない?」と言われて会ったのがきっかけになります。
すごい人ってよくネットワークをやってる人が良く言うフレーズなんですが、そもそも「すごい人」って何?って話ですよね。
稼いでるという割にはケチだし、人間的に魅力があるかというと甚だ疑問しかありません。
まぁそんなことは置いといて会ってみた人は保険の外交員をしている人でした。
彼をDとします。
保険の外交員としては優秀らしく、会った日に自分は全国でトップ何位の売り上げを上げた等の自慢話から始まりました。
そうDの特徴はとにかく「俺すげーんだぞ」という自慢ばかりという印象です。
その時点で嫌悪感があるのですが、なぜかDと話しているときにはこの人は何かしてくれそうという底知れない期待感を覚えるんです。
詐欺師特有の話術というか、保険の外交員として成績優秀というのは本当だと思います。
何せ私も保険に入りましたからね。
でもそれは相手の気持ちを考えて、その人に合った保険を紹介するというわけではありません。
ちょうどその時私は勤めていた会社でやっていけるか不安を抱えている時でした。
Dはそんな私に目を付け「俺の口利きがあればどんな会社でも入れてやる」という話をしてきました。
そこで紹介してくれるという会社は、私が望んでいたことを叶えてくれるような理想の会社に近かったです。
もうDのいいなりでした。
その代わりDの紹介する保険に加入し、CのアップであるにもかかわらずDが会員になっている全く別のネットワークにも加入しました。
しかし結局会社を一社も紹介してくれませんでした。
要するに金ずるにするためのハッタリというわけです。
会社を紹介してくれるというウマい話にまんまと引っ掛かった私も悪いとは思いますが、こうやって平気に人を騙す人がいることを知ったのもいい勉強になりました。
それに会員を増やすために毎月イベントを主催すると言っていたのに、実際にイベントを開催したのは2回だけでした。
そのうちDとも連絡を取らなくなったので、保険を解約するとDから急に連絡がきて「友達として加入を続けてくれないか?」とお願いされました。
そもそも友達としてってどういう意味でしょうかね?
友達でいるからお金を取るって、それって友達とすら思ってないことがよくわかりました。
しかもDの紹介した保険は、月々の料金こそ大して高くありませんが、すぐに全く使えない保険であることがわかりました。
どうしてわかったかというと、私が通勤中に転んで怪我をしたのに保険が下りなかったからです。
ちなみにただ転んだだけではなく冬道だったため結構重めのねん挫でギプスで固定するレベルでした。
労災や他の保険からはもちろんお金をもらえたのですが、Dの紹介で入った保険からは1円も出ませんでした。
保険の範囲に含まれてないだけなら怒りも覚えないのですが、その保険からお金が出る場合が特殊でとても友達のためを思って紹介したとは思えない商品でした。
結局CとDと関わらなくなったことで無駄なストレスを感じることもなくなりました。
まとめ
ネットワークをやっているからと言って別に悪いことではありません。
勧誘行為をきちんとした手順を踏んで行っている人ももちろんいます。
しかし不当なやり方や強引な勧誘が横行しています。
人を金儲けのカモにしか見ていない人も沢山います。
だからこそ気を付けて人間関係を気づいて欲しいと思っています。
そのために私の経験談を実際に記載してみました。
参考になっていただけたら幸いです。
また実際に誘われた時の断り方も以下に記載していますので、併せてご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。