何度熱が出たら会社を休むか?仕事を休みにくい日本社会のお国柄!!
こんにちは、たまこんにゃくです。
お正月の3が日が過ぎましたね。
大多数の会社員は仕事始めです。
正月気分も抜けぬまま、憂鬱な気分で満員電車に乗るサラリーマン達。
現実に戻される瞬間です。
かくいう私も同じように死んだ目をしながら会社に行きました。
こんな時思うのです。
「あー熱でも出て休めないかなぁ」と!
まぁ理由は何でもいいのですが、とにかく正月休みやGW、シルバーウィークなどの長期休みの後は休みたくなるものです。
私なんて毎日休むことを考えてます(笑)
じゃあ実際に熱が何度出たら休むのかについて面白い統計があったので、当ブログでも引用して取り上げたいと思います。
風邪で仕事を休むべきと考える人は約4割
第一三共ヘルスケアが2016年の10月に30~40代男性を対象に調査を行ったところ、風邪を引いたら会社を休むべきと考える人は38.8%でした。
ということは30~40代男性の約6割は風邪を引いても会社を休みずらい、もしくは休めないと考えていることがわかります。
対象者が30~40代の男性ということもあり、管理職になっている人が多いことからこの数値とも考えられます。
ただあまりにも低すぎではないでしょうか。
私も口では休みたいと言っていても、いざ熱を出しても無意識にまずは出勤する方法を考えてます。
風邪という正当な理由があるにも関わらず、休むことに罪悪感を感じてしまいます。
これは日本人が真面目というよりも、仕事を休めないという社会の風潮がそうさせているのかもしれません。
具体的に休むべきと考える体温は何度から?
同調査において、会社を休むべきと答えた人の中から何度なら仕事を休むかについても調査がありました。
37.0~37.4度が18%
37.5~37.9度が49%
38度以上が86%
つまり大多数の人が休んでもいいと考えるのが、38度以上ということになります。
37度後半では約半数が出勤しているというのが驚きです。
通常この体温ではまともに仕事が進まないと思うのですが、風邪を引いても美徳と考えられている風潮は日本社会の悪いところです。
ただ人によって平均体温は違います。
37度台が平熱の人もいるのでこの数値を鵜呑みにはできない部分もあります。
日本の有給休暇取得率からみる休みにくさ
あなたは日本の有給休暇取得率を知っていますか?
実はここ10年以上50%を下回っています。
これは統計を取ったヨーロッパやアジア、南米等の世界30ヵ国の中で最低の取得率です。
日本政府も有給休暇取得率の低さについて対策を講じているほどです。
日本人は働き者というイメージはここから来ているのですね。
やはり有給休暇を取ることに罪悪感を感じている人が多いのです。
本来有給休暇というのは理由など必要なく、労働者が当然に取得できるものです。
もちろん病欠についても有給休暇は適用可能です。
ただ会社の規約によって、有給休暇には事前の申請が必要な場合がありますので気を付けてください。
その場合当日連絡の病欠は、有給扱いにしなくても違法にはならないからです。
具合が悪いと感じたら休みましょう
数値的な統計を色々見てきましたが、結局私が言いたいのは具合が悪ければ素直に休むということです。
体温が何度だとか、周りに迷惑がかかるとかはただの言い訳に過ぎません。
そもそも具合が悪い中出勤したら、仕事の効率が落ちます。
さらに体調が悪化して結局早退なんてことになるくらいなら、最初から休みましょう。
健康管理も仕事です、元気になってから仕事を行った方が効率ははるかにいいのです。
また風邪は人に移ります。
休むと周りに迷惑がかかるという人がいますけど、きつい言い方になりますが出勤してくる方が迷惑です。
特に38度以上であればインフルエンザの可能性がありますので、とっとと病院に行きましょう。
会社のことなんて気にする必要はありません。
一人休んだくらいで会社が回らなくなるんだったら、それは組織として欠陥があります。
出勤することを美徳とする社風であれば、ブラック企業の可能性が高いと思ってください。
まとめ
私自身会社を休むことに対して、抵抗はあります。
周りの評価も気になりますからね。
ただ今は具合が悪いと感じたら迷わず休むようにしています。
会社員は体が資本ですからね。
無理をしてさらに悪化させる方が深刻です。
誰もあなたの体調がどの程度なのかを知ることはできません。
自分の身を守るのは自分しかいないのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。