2024年に買って失敗した優待銘柄ベスト5を大発表!!

こんにちは、たまこんにゃくです。

私は一度買った株は基本永久ホールドしながら優待や配当をもらい続けるスタイルなので、多少下がろうとあまり気にしません。
だけどやっぱり購入しなければよかったという株は少なからず存在します。
多いのは買ったばかりなのにすぐ優待が改悪や廃止になってしまう銘柄が多いですね。

そこで今回は2024年に絞って購入して失敗したと感じた株を紹介しようと思います。
下記の本は膨大な量の銘柄が乗っているので、新規銘柄発掘にお勧めです!

また2023年以前に買ってよかった銘柄も紹介していますので、併せてご覧ください。

それでは実際に見ていきましょう。

 

MRKホールディングス(9980)

権利日:毎年3月末(年1回)
優待廃止日:2024年12月9日

ボディメイクやマタニティ・ベビー関連事業を行っている会社になります。
以前は「マルコ」とカタカナ読みでした。

2016年にRIZAPグループ入りをし、優待もグループ商品がもらえていました。
優待は4単元(400株)以上を保有する株主を対象に、RIZAPグループの商品やサービスで使用できるポイントを10,000円分を贈呈するという内容です。

元々は100株からだったのですが、改悪によって最低単元が400株となりました。そしてついに優待が廃止となったわけです。
株主の公平な利益還元と言ってますが、要するに赤字だったからです。

株価は1株400円台だったこともあったのですが、最近では100円前後を推移していました。
私は株価が下がっても優待がお気に入りだったので、少しずつ買い足していました。

それが災いして大損してしまいました。
シャンプーや美容品、入浴剤など日用品に使える商品が多かったので非常に残念でした。
RIZAPグループの株は他にも色々持っていますが、優待改悪の可能性があるので買い足すのは控えようと思いましたね。

 

YCPホールディングス(9257)

権利日:毎年6・12月末(年2回)
優待廃止日:2024年12月19日

アジアを中心とした世界各地で経営支援をするコンサルティング会社です。
設立は2011年と比較的新しい会社になります。

優待は1単元(100株)以上を継続して6か月保有する株主を対象に、自社特設サイトで使用できるクーポン券3,000円分を贈呈するという内容です。

実は私ここの会社は優待が欲しくて購入をしたわけではなく、IPOの抽選で当たって購入したんです。
IPOというのは新規公開株式のことで、要するに上場した時に購入したわけです。

上場したのが2021年11月18日で、もちろんその時に株主優待はなかったので売却益を狙って購入していたんです。
しかし一度も公募価格を2025年3月現在も超えておらず、ずっと塩漬けにしていたという経緯です。

そして2022年3月17日に優待を発表したので、それじゃあ未来永劫持とうと思ったら今回の廃止というわけです。
そこそこ株数持っているので下手に売れないのですが、買って失敗したなと思いました。

自社特設サイトではスキンケア商品も充実しており、シャンプーは非常に使い勝手がよかったので残念でなりません。

 

サイゼリヤ(7581)

権利日:毎年8月末(年1回)
優待廃止日:2024年7月10日

イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」を運営する会社になります。
投資家ではなくても馴染みのあるお店ですね。

私も職場の近くにあったのでよくランチで利用していました。
この物価高の中でも低価格での提供を続けてくれており、庶民の味方でもあります(笑)

優待は1単元(100株)以上を継続して1年以上保有する株主を対象に、自社レストランで使用できる食事割引券2,000円分を贈呈するという内容です。
1,000株では20,000円分の食事券になります。

ご存じの通りサイゼリアの食事は割安で提供されているため、これだけあれば一年間持たすに十分な金額です。
毎日通うわけではないですしね。
そのため廃止は大きなショックでした。

ちなみにこの会社の株数の継続保有期間の確認は特徴的で、「基準日および継続保有期間中の任意の日」とされていました。
つまり権利確定日だけ保有していればいいわけではなく、会社が不定期に確認をするというシステムです。

長期保有している人なら何の問題もありませんが、権利付き最終日だけ保有するいわゆる「クロス取引」の対策として大きな効果があったためです。

優待のタダ取り(厳密には逆日歩と呼ばれる手数料が発生します)ができる制度になりますが、本来の会社を応援したいという株主の在り方からは外れているため批判もある方法です。

一応私の見解を話しておきますとクロスを批判するつもりはありません。
私がやってないのはクロス用の資金を眠らせておくより運用に使いたいことと、単純につなぎ売りの作業がめんどくさいからです。

ただこのような取り組みをする企業がいてもいいと思いますし、その点では残念だと思います。

 

ライトオン(7445)

権利日:毎年8月末(年1回)

ジーンズを中心としたカジュアルウェアを販売する専門店を運営する会社になります。

一時期は主要都市ならどこにでもあったほど有名な店舗にありました。
私も学生時代の頃はよくお世話になっていました。

優待は1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、自社店舗で使用できる買物割引券3,000円分を贈呈するという内容です。
保有株数に応じて優待額は増加し、最大1,000株で7,000円の買物割引券がもらえます。

2025年1月付W&Dインベストメントデザインにより株式公開買い付け(TOB)が行われ、株式会社ワールドの子会社となりました。
なお上場は維持されており、優待が廃止されたわけでもありません。

ではなぜ買って失敗したかというと、単純に買値を一度も上回らず損失を出して売却したからです。
業績は悪化の一途をたどり2015年8月には516店舗あったのが、2024年10月には340店舗にまで激減しました。

優待をオンラインショップで使用できればまだよかったのですが、店舗のみで使用しかできないため店舗数が減ったというのは単純に利便性が失われたといってもよいです。
元々私の家の近くには3店舗あったのですが、現在は1店舗もなく交通費をかけて遠くまで買いに行かなければなりません。

ワールド系列の店舗で使えるとかあれば、まだ売らずに持ってたと思いますけどね。

 

関門海(3372)

権利日:毎年3月・9月末(年1回)

とらふぐ料理専門店「玄品」を運営する会社になります。
ちなみに会社名は「かんもんかい」と読みます。

優待は1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、自社店舗で使用できる食事割引券2,000円分を贈呈するという内容です。
保有株数に応じて優待額は増加し、最大1,000株で12,000円の買物割引券がもらえます。

ただ利用制限があり「税込4,000円以上」の1コースにつき1枚利用可能です。
その他割引券に同封する「お取り寄せパンフレット」でも使えますが1商品につき1枚利用可能です。

私が購入した理由はただ一つ、優待でふぐが食べたかったからです(笑)
当時は優待利用に制限がなく、実店舗でコース料理を追加出費せずに食べることができました。

しかし2021年から店舗利用には制限がつくようになり、店舗利用の時には1コースにつき1枚(2,000円)となりました。
パンフレットの注文であればその制限はなかったのですが、ついに2024年からは1商品につき1枚しか使えなくなりました。

ちなみに商品は2~3人前の10,000円から、4~5人前の29,000円の計4種類を選べました。
それが1枚しか使えなくなると、一番安い商品を選んでも8,000円が自己負担となります。

流石に使い勝手が悪すぎました。
それに商品内容も改悪されて安いコースにはてっさがつかなくなったので、それも購買意欲を削がれた要因です。

ちょくちょく買い増ししていたのが仇となり、大きな損失を出しながら売却してしまいました。
取り寄せが無制限になることがなければ、買いなおすこともないと思います。

 

まとめ

今回紹介した会社は全て株主優待を廃止という憂き目をみてしまいました。
優待としての利用価値も非常に高い銘柄ばかりであったため、非常に残念でした。

他には牡蠣の優待が貰えるゼネラル・オイスター(3224)も2024年8月28日付で優待を廃止しています。
私は持っていなかったのですが、牡蠣目当てで直近買う予定でした・・・
本当に危なかったと思います。

売却益が出たため損はしなかったのですが、年2回そばやうどんを送ってくれた音通(7647)も2024年6月27日付でTOB(株式公開買付)により優待を廃止しています。
これも本当に残念で仕方ありません。

おかげで年越しそばを買わなきゃいけない羽目になりました。
まぁ別の優待で代用は可能なのですが(笑)

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