ネット証券会社と対面証券会社はどちらがおすすめか!?特徴と向いてる人を徹底解説!!

こんにちは、たまこんにゃくです。

2024年に新NISAが始まったことにより証券会社の口座開設が大幅に増加傾向になります。
そこで疑問が出てくるのはネット証券会社と対面証券会社はどちらがよいのかということです。

ネット上の評判では圧倒的にネット証券がお勧めと言われています。
それは株式投資の成り立ちからしてもなんとなく察しはつくと思います。

昔は実際に株券を紙で保有して注文は電話で行っていました。
しかしインターネットの発展と共に株券の電子化が行われ、インターネット上で売買を行うことが当たり前になりました。

それと相性がよく発展していったのがネット証券会社になります。
ではこれから投資をやる人にとってネット証券会社一択なのかというと、必ずしもそうではありません。
実際に私は併用していますからね。

ではどちらがあなたに向いているのかというのを特徴を比較して解説していきたいと思います。

 

ネット証券会社の特徴

・基本的に店舗を持たない
・取引手数料が安い
・リアルタイムトレードが可能
・情報収集や売買は全て自身で行う

 

ネット証券の一番の特徴はやはり店舗を持たないことでしょう。
基本的にと書いた理由としては、対面証券会社でもオンラインで取引ができるところがあるからです。

店舗がないということは人件費がかかってないわけです。
それが取引手数料の安さにも繋がっています。

1日の取引金額50万円や100万円まで手数料がかからない証券会社もあり、手数料ビジネスと言われる証券会社で一番かかるコストを抑えられるのが魅力的なところです。
対面だと数パーセント取られるところもあり、100万単位で購入すると数万円が手数料に消えるなんてこともありますから。

サポート窓口はありますが「どんな銘柄を購入したらよいか」、「相場について教えてほしい」などといった相談は受けられません。
あくまで「操作方法がわからない」などの技術的なサポートのみになります。

そしてネット上ですべて完結するため、ログインして指定銘柄と株数を選択するだけですぐに売買が可能です。
対面証券会社だと電話なので、指値でこの額で購入したいと思ってても繋がって話をしている内に価格が上下してしまうことがありますからね。

 

ネット証券会社が向いてる人

一番のメリットは自分ですべて完結することができることです。
対面証券会社だと売り買いをするのにどうしても担当営業に電話をしなければいけません。

これがリアルタイムでトレードする方から見れば苦痛以外の何物でもありません。
しかも売買するときに担当の営業以外の方には本人確認をする必要がある会社もあり、特に値動きの激しい銘柄はオンラインでトレード一択です。

私は正直な話投資を始めたときにはオンラインでできることを知らず、証券会社をしらみつぶしに回ったという経緯がありますが、今や対面・ネット問わず口座開設もオンライン上で手続きが簡単にできます。

また営業担当がついていると投資商品の紹介が定期的にありますが、そういった不要なものを購入する必要がないのも大きなメリットです。
手数料が対面証券会社から見て安価なところも購入しやすい点です。

特に証券会社は手数料ビジネスといわれるほど売り買いをさせて利益を得る方式のため、対面だと特に決算時期の提案は多いです。
自身が売りたい商品に関してもまだ持っててくださいと第三者意見を言ってくるのも、人によっては必要ないと感じますからね。

またこれは証券会社によっても異なりますが、購入金額によってポイントの還元を受けられる(例:SBI証券・楽天証券)ところも存在します。
高額な商品の売買が多いので、ポイント還元は低めですが対面ではない特徴になります。

 

対面証券会社の特徴

・投資相談が受けられる
・取引手数料が高い
・原則電話での売買注文
・IPOの割り当てが多い

 

大きな特徴として営業の担当がつくことですね。
ただこれは一つ落とし穴があり、必ず全員に担当がつくわけではありません。

小さい証券会社であれば原則つくと考えていいですが、大手の証券会社は最低投資金額いくらからという条件を設定しているところもあるので口座開設前に必ず確認しましょう。

また原則店舗を置いていますが、ネット証券のところでも記載したように一部オンラインで取引できる証券会社も存在します。
また営業がつくということからもわかる通り、銘柄の購入や情勢の変化の相談にも乗ってくれます

インターネットが使いこなせていないという高齢の方は、対面証券会社を選んでいる人が多いです。
というよりも始めた時期的にインターネットがなかったため、付き合いで続けているといった印象の方が強いでしょうか。

その一方取引の手数料が高いです。
手厚いサポートの代わりに人件費がかかっているからですね。
取引回数が多い人ほどそれが重くのしかかってくると感じると思います。

またこれも証券会社次第なのですが、IPOの主幹事になるところが多いところやいわゆる市場に出回ってない商品を購入する機会が存在します。
ネット証券ではもちろん商品の提案なんてありませんので、対面証券ならではの特徴です。

 

対面証券会社が向いてる人

これはもちろん投資相談を受けたい人です。
そのために高い手数料を払っているといってもいいくらいです。

このメリットを感じられないのであればネット証券でよいです。
やっぱり初めて投資商品を購入するって人からしてみたら、この膨大な数の中から何を買えばいいのかわからないです。

巷ではオルカンやS&P500が勧められてますが、それすらなんでお勧めなのかというのも初心者にはわかりません。
ちなみに私は特にお勧めはしませんね、人によるからです。

あくまで市場に出回っている情報というのはあなたに向けられた情報ではありません。
その人のライフスタイルや投資可能額によってもお勧めできる商品というのは変わってくるのです。
それをあなた独自の商品としてお勧めしてくれるところが魅力的なところです。

あと若い人ではほぼいないと思いますが、インターネットが得意ではない人も対面証券会社がいいです。
オンライン上で取引する場合は、例えば誤発注があったとしても全て自己責任です。

もちろん対面でもそれは同じなのですが、少なくとも変な買い方をしていたら確認はしてくれますから。

またこれも証券会社によるのですが、IPOの主幹事が多い(例:大和証券・みずほ証券)があります。
IPOというのは新規上場する会社の株になりますが、抽選での購入になるためまず当たりません。
その際に主幹事を引き受けている証券会社が最も引き受け株数が多いので当選しやすいです。

もちろんネット証券でも主幹事の多い会社(例:SMBC日興証券・SBI証券)は存在しますが、より多くの証券会社で申し込みをしていればそれだけ当たる確率を上げることができます。
私が複数口座開設しているのもこれが理由になります。

 

まとめ

結論としては向いてる向いてないは「人による」とうことです。
これを言ってしまっては元も子もないのですが、本人の投資スタイルによって変わってくるからです。

では初心者向けとしてどちらかというと、私は対面証券会社がいいと思います。
実は私も最初は対面から始めました。

やっぱり手数料どうこう言ったところで、まずは何を買ったらいいかわからないから専門家の話は聞いておくべきだと思ってます。
その上で慣れてきたらどちらがいいか決めても遅くはありません。
それに併用して使ってる人も多いと思うので、用途に分けて使用してみてください。

私が投資を始めたのは社会人になってからですが、大学を出たばかりで10万円しか投資できる金額がないのに2時間も熱心に話を聞いてくれた営業の方には感謝しています。
そこの証券会社は今でも付き合いがあります。
縁って大事ですよね。

そこで門前払いをしてきた証券会社は今でも口座開設していません。
どことは言いませんけど。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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